「ノンビリ歩き隊 in 四阿屋山」
今年最後の山歩き。 思いのほかハード!・・ の巻
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日程 : 13年 12月 6日〜8日 場所 : 埼玉県 小川町 、両神村
いやはや、お疲れさんです。 今週は(も?)、ノンビリ歩き隊で出撃、場所は 埼玉県は秩父にある 四阿屋山(あずまややま)です。 道の駅 両神温泉からアプローチできて、780mほどの低山ですが、山頂へは強烈な鎖場を持つ、 侮れない山です。
今回は、2013年の締めくくり、登り納めってことで、あんまりハードで無く、楽しめる山、下山後の温泉と 夕飯をテーマにチョイスしたつもりだったんだけど、見ると聞くとじゃ大違い!! なかなかどうして!の、思ったよりハードでした (^^;
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月初のドタバタも落ち着き、なんとか定時を30分ほど過ぎたところで会社を出発、帰宅できました。 今夜の泊地は近いので、気持ち的には かなり楽。 いつもの通り準備を済ませ、自宅出発はPM21:30。 今夜は 道の駅 おがわまち で泊なので、 買出しや給油も入れて、ざっと2時間を予定してる。
ルートは 東松山ICへ向かうルートそのもの。 違うのは東松山で高速に乗らず、そのままR254を進むこと。 指扇で買出し、川島で給油を済ませ、道の駅 に到着したのはPM23:50。
予定外、予想外だったのは駐車場で、なんでも日曜日に「和紙マラソン」なるイベントがあるらしく、会場設置の ためにメインの駐車場が閉鎖中。 って、道の駅の駐車場が閉鎖じゃクルマは何処に停めるんじゃぃ!? (>_<)
暗闇に目を凝らすと、10台ほどが止まれる駐車場があって、そちらに3台ほど停泊中。 う〜ん・・・・ 別の泊地(道の駅など)にするか悩みどころだなぁ・・・ でも移動するには結構な距離だし、時間も遅くなるし、なにより寒いし (^^; という訳で、このまま 道の駅おがわまち に停泊決定。
早速、ツマミを広げて一献。 今夜は自宅から持参のツマミ3種(もちろん食べきれない)に、久しぶりの サッポロ黒生!! やっぱし埼玉県人は黒生でしょ! (^^; いつもより幾分ユックリと寝酒を楽しみ、ベッドに潜り込んだのでした。
7日(土曜日) AM6:40起床。 いくら早起きの必要が無いとは言え寝すぎだね (>_<) 早朝の道の駅、駐車場が使えないので入ってきては出て行くクルマばっかり。 今朝はノンビリと朝食を取るつもりだったんだけど、混んできそうだし、寝坊したしってんで、早々に最寄の マックへ移動、朝マックで朝食です。
20分ほどで朝食も済んだことだし、目的地へ向かいます。 小川町からは、R254を進み花園でR140に合流、そのまま秩父方面に進み、道の駅 ちちぶ で小休止。 ここのお水が旨いので給水させて貰って、あとはナビ子さんまかせで県道を走り目的地の道の駅 両神温泉へ。
両神温泉にはAM9:30に到着。 全体的に傾斜のある駐車スペースだけど、第2駐車Pのほうが少しは良いかな? (トイレが真反対で遠くなる) なんとか一番端っこに落ち着き、やっとのことで
ノンビリ歩き隊 準備開始!
今日はあまり寒くないので、レイヤーに困ることも無くすんなりと決着。
トップス : 高機能インナー(長袖)+吸汗速乾のTシャツ+ウィンドシェル ボトムス : 高機能タイツ(ヒートテックなど)+薄手のトレッキングパンツ
昼食、オヤツ、水分をザックに仕込み、カメラの充電をチェック、携帯アプリの「山旅ロガー」もスタートした。
お〜し、準備万端!! いざ 四阿屋山!!! あっ、ちなみに 「四阿屋山」と書いて、「あずまややま」 と読みます。 正直言って、σ(◎◎)は読めませんでした (>_<)
登山道は、道の駅から一旦舗装路を200mほど進み、薬師堂里宮の鳥居をくぐったトコロから。 四阿屋山へのアプローチは いくつかのコースがあるけど、今回は 一番オーソドックスなコースをチョイス。 予定はこんな感じ。
往路 : 薬師堂コース(薬師堂里宮〜展望小屋〜薬師堂奥宮〜山頂) 復路 : 鳥居山コース(山頂〜薬師堂奥宮〜尾根道〜観景亭〜薬師堂里宮)
オーソドックスなコースとは言え、奥宮から山頂までの鎖場は難所で有名なんで多少緊張気味 (^^; 里宮の鳥居をくぐり、社務所横を進むとコースに入る。 最初は なんだか空き地と言うか裏庭と言うか、なんとも言えない景色だけど500mも進めば 山の景色。
朝の冷え込みで足元は白く霜が降りている。 そんな中、緩やかな勾配を深呼吸しながら進んでいく。 う〜ん・・・・ 「山に来たっ!!」って感じ。
菖蒲園を抜け、人の踏み後を辿って気持ち良く歩いていたんだけど、途中でルートを見失った・・・・ あれ? (^^; マップを確認し、自分たちの居る場所は判ってるんだけど、いかんせんルートが見当たらない。 ん〜・・・・ これは、途中で間違ったな・・・・
仕方なく、ルート横の舗装路(車道)を進み、先にある駐車場から正規のルートに戻ることに。 (ルートがこの先の駐車場付近で舗装路を横切ってた) 登山道で間違うとエライことになるけど、まだ舗装路で進めたのは不幸中の幸いだね (>_<)
空を見上げ、写真を撮りつつ、だ〜れも居ないしクルマも通らない舗装路をエッチラオッチラと登る。 舗装路の歩きなんて、一見つまらなそうだけど、アッチをキョロキョロ、コッチでキョロキョロしてると、 「おぉ!」 とか、「あっ!発見!」 とかになって それなりにオモシロい。
さほど苦痛を感じることなく、ルート途中の駐車場に到着。 おっ? あったあった! 所望の通りルートに復帰。 と、イキナリの山道で少々ヒルんだりして (^^;
ルートは緩やかにアップダウンを繰り返す尾根道。 尾根道って景色が良いところが多いけど、四阿屋山は標高が低いので木々が多く眺望が効かない。 でも、冬枯れの木々と真っ青な空のコンビも捨てたモンじゃない。 周りに人がいないので、周囲に目をやり、立ち止まり、撮影。 いつになくマイペースで歩けました。
山居広場にある展望デッキに到着したのはPM12時丁度。 おぉ! お昼のチャイムが聞こえる (^^; 展望デッキには誰も居らず、まさに独り占め(二人占めか?)。 時間的にも丁度良いし、山頂は狭くてスペースが無いと事前調査済み。 うん、ランチタイム決定だね ヽ(^o^)/
今日のお昼も、毎度々の コンビニのオニギリとインスタント味噌汁に、食後のドーナツ+インスタントコーヒー。 ウチにすれば正にテッパンの山メシです。 陽だまりに陣取ったこともあってポカポカ。 いや〜、動きたくない・・・ (>_<)
とはいえ、このまま展望デッキの主(アルジ)になる訳にもいかず、泣く泣く片付けて出発します・・・・
展望デッキからすぐ隣の福寿草園地を抜けると、目の前には鬱蒼とした林の中に延々と続く木段の登り。 こんな山の中にも 「膝壊しの階段」 が増殖してるなんて・・・・ (>_<)
一呼吸置いて突撃、両足に乳酸が溜まっていくのを感じつつ、ヒーヒー言いながら登り切ると、そこには 薬師堂 奥宮 がヒッソリと佇んでました。 ちゃんと脱帽、身なりを整えてから、お膝元にお邪魔したことを報告、山旅の安全を祈願します。
さて、いよいよ山頂へのアプローチ。 奥宮の左脇をすり抜けた先、緩やかなアップダウンの尾根を200mほど進むと山頂へアプローチする岩肌が 露(アラワ)になったポイント。 (なんかイヤラシイ言い回しだな・・)
一呼吸置いていると、初老のご夫婦が山頂方向から戻ってきた。
「山頂へ行くんですか?」 、 「あの鎖場を?」 、 「ほかにルートは無いんですかね?」
と、矢継ぎ早に質問されたんだけど、目の前の斜面には 「危険だから登るべからず」って書いてあるし、 手元のマップでも、ご夫婦が戻ってきたルートへのアプローチになってる。
「ん〜、たぶんソコしかルートは無いと思いますよ」 と応えたら、ショボ〜ンとして 「諦めます・・・」 と、 奥宮方面へ戻って行きました。 それを見送りつつ、「つ〜ことは、結構厳しいってことか??」 と、不安感 マ〜ックス!! (^^;
山頂へのアプローチは、北側斜面で日の当たらない、薄暗くて1人通るのがやっとの登山道で始まる。 右側は岩肌、左側はガケ。 ちょっと躓いたら滑落!!っていう恐怖・・・・ とてもじゃないけどカメラのファインダーを覗いている余裕もないし、写真の出来を見て露出やWB、ズームを弄って いる余裕なんかない。
どういう訳か今日は元気一杯のママ。 ズンズン 歩いていくんで、「もっとユックリ!」 「一歩一歩確認して!」 って、声を掛けるだけでコッチは一杯一杯です。 (>_<)
岩肌に付けられた細くて狭くて、オマケに薄暗い登山道を150mほど進むと、ソコから先は鎖場。 最初のうちは九十九折のルートで、踏み跡がしっかりしているんで なんとか大丈夫そうかな。 (でも、ここでもママはズンズン進んじゃう)
進むにつれ、傾斜が段々とキツくなってきて最後の50mほどは そそり立つ岩場を直登になる。 いや〜、流石に勢い慎重にならざるを得ませんな (^^; 最後の岩場を前に小休止、息を整えてチャレンジです。 ここでも先行はママ。 「3点確保+補助で鎖を握る」 を忠実に守って、なんとか登頂したのは PM13:35。 展望デッキから35分、余裕の距離って思っていたのに予想以上に時間が掛かりました。
事前情報どおり、山頂のスペースは ほんの少し。 でも今日は誰も居なくて、ここでも二人占め ヽ(^o^)/ 標高が780m弱とは言え、山頂まで来ると少しは眺望も効いて、遠く両神山、武甲山、宝登山も見えます。
時刻はPM13:40、下山距離、所要時間を考えると、あんまりノンビリできないんで、山頂標識と三角点で いつも通り記念写真(証拠写真)を撮影したら下山開始です。 さて下山! となっても、もっとも注意すべきは山頂直下の鎖場、登りより下りのほうが怖いし危険だからね。 (もちろん撮影している余裕は無い)
鎖に体重を預けないように注意しながら慎重に一歩一歩。 結構な時間を掛けて分岐ポイント、奥宮まで戻ったときには、汗グッショリでした。 水分補給で一息入れながら下山ルートを確認。
奥宮からの下山は往路と違うルート、鳥居山コースを歩くので、間違えないように再確認。 往路の薬師堂コースは踏み跡がシッカリしてて歩きやすかったけど、復路の鳥居山コースはモロに林の中で、 落ち葉が踏み跡、ルートを掻き消してて間違えやすい。 道標も有るんだけど、方向だけで距離感が判らないから、いくつかの分岐の度にマップを引っ張り出してニラメッコ。
ところどころ判りづらくて難儀したものの、なんとか迷うことなく マイルストーンに設定していた観景亭に到着。 深く堆積した落ち葉に足を取られつつ、結構キツイ斜度のルートを下り、木々がパッ!と開けて、目の前に現れた 観景亭 は、夕日に照らされ、一目見て 異国に迷い込んだような錯覚を覚える。 (山西省と友好都市ってことで寄贈されたそうな。 そりゃ異国を感じるわな・・・)
往路との合流点(菖蒲園)で一服、「あぁ・・・無事に戻って来た」っていう安堵感で、タバコが異常に旨い (^^; 時刻は既にPM15:30。 今日は出発が遅かったからか、早くも日が傾き始めた時間。 やっぱりこの時期の夕暮れは早いね。
菖蒲園からは往路をトレース、薬師堂 里宮で一礼してから 道の駅に戻りました。 到着はPM15:50、都合5時間30分、8.3Kmの山旅でした。
思いのほか到着が遅くなったので、今日の移動は中止。 夕食(ツマミ)も用意してあるので、今夜はこのまま ココで泊することにします。 泊地が決まれば、次はもちろん温泉。 特にこの時期は寒いから、強張った体を解す意味でも、はやく温泉につかりたい!!
今回、四阿屋山を選んだのは、ココ 道の駅 両神温泉 に、名前のとおり温泉施設を併設されてるから。 (仮に時間が早くて移動したとしても、秩父地方には温泉が多い) ココ、両神温泉は、むか〜し、アスリートの頃にスタンプ集めで寄ったことがあるけど、温泉には入らなかった から、今回が始めての入湯。 ザック、シューズ等々を片付け、着替えを用意したら、早々に温泉へ。
内湯だけという、いまどき珍しい施設だったけど、その分 えらく広い浴室、浴槽。 非常に快適な湯温で、眠くなっちゃいそうなちょっとヤバ目の温泉でした ヽ(^o^)/
非常に空いていたこともあり、45分の入浴でも十分満喫。 既に時刻はPM17:30。 おぉ! もう呑んでも良い時間じゃないですかっ!! (^^; 早速、夕食、ツマミをセットして、バッキバキに冷えたビールで乾杯。 うっひゃ〜って、思わず声に出ちゃったほどの旨さです・・・・
今夜は就寝時間が早すぎにならないよう、ユックリマッタリを心がけた。 おかげで、前回のように 「あれ? まだPM19時!?」 なんてことにならず、良い塩梅になったのは PM21時ごろ。 予報では明日も快晴、だけど今年一番の冷え込みらしい。 となると、鍋で車内が暖かいうちに布団に潜り込むのが正しいな・・・・ ママも異論なしってことなんで、ザッと片付けて、PM21:20に就寝です。
8日(日曜日) AM7:00起床。 う〜ん、今朝も寝坊・・・ (^^; 一服すべく外に出ると、クルマも周囲の草木も、なんもかも全部が真っ白。 霜が降りて凍り付いてる! 温度計を確認すると・・・ うわっ! 氷点下だ (ToT)
さて今日は、いつもの山行きと同じで予定も無いし帰宅するだけ。 つ〜ことはノンビリの朝食が取れるし寄り道し放題ってこと。 これはチェックイン・アウトの時間縛りが ない、キャンカーならでわ! 結局、朝食を済ませ、産直で買い物、道の駅を出発したのはAM10時を過ぎてました。
道の駅 両神温泉からは、目の前の県道を右折してR140方面へ走り、15分ほどのところにある 道の駅あらかわ で早くも寄り道 (^^; ここでも産直で買い物しつつ、お目当てのアイスへ直行のママ。
お目当てのアイスでニコニコのママを助手席に乗せ、R140に戻って長瀞方面へ。 途中、秩父名物と言う 「わらじカツ丼」を食べようと、道の駅みなの で昼食。 正直言うと・・・ 「これが名物? ふ〜ん・・・・」って感じ (^^; やっぱし、道の駅の食堂ってのが失敗なのかね? 見た目、味、値段・・・ どれを取っても、特筆 すべき点はなし。 いや、あえて言うなら点は点でも「減点」って感じか (ToT)
不完全燃焼の昼食を済ませ、長瀞をウロウロしたり、川島で買い物したりで、帰宅したのはPM16:30。 今年の登り収めも、無事に幕を閉じました。
今年に入って、突然 「山歩き」から、「山登り」が増えた ノンビリ歩き隊。 キャンカーなんで当日の朝や、下山後の行動に余裕があるのが幸いしてるなぁって、つくづく感じる。 今のところ、飽きることなく山に入ってるんで、きっと来年も続けるでしょう。 マイペースでムリせず、楽しんでいければ良いなぁ・・・・
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