「ノンビリ歩き隊 in 黒檜山&駒ケ岳!」
今月2回目の山歩き。観光登山を避けたはずなのに・・・の巻
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日程 : 13年 7月 19日〜21日 場所 : 群馬県 前橋市(赤城山麓)
はい、お疲れっす! いやはや、暑いね〜 梅雨明けが例年より早いのは良いけど、この暑さが長く続くと思うと、少々気が重い今日この頃です。 さて、7月 2回目のお出掛けは やっぱし 「山行」 です。 前回の茶臼岳では、最後の最後に観光登山にぶち当たり、玉砕した記憶も生々しい。 正直 「終わりよければ・・」にならず悔しい思いをした。 そんな訳でリベンジの目論見 (^^;
ママはヨッポド懲りたらしく、行き先の相談中、少しでも 「観光登山」 の雰囲気が見えると、即 却下! (>_<) 行き先の条件を挙げると、 @ソコソコ有名だけど「人気」では無い山 A自宅からさほど遠くないこと B標高が高くて涼しいこと C出来ればノンビリ出来るところ Dもちろん夏に向けたトレーニングが出来ること
思わず、「そんなんあるかっ!」 って言いたくなる選択肢の狭さです (^^;
それでもどうにかこうにか、関東近郊でいくつかの山をピックアップ。 その中から、ママの直感を信じて赤城山の中でも最高峰の黒檜山(くろびさん) をチョイスしました。 行動予定は、土曜日に登って、後は相変わらずの行き当たりばったり と言う、いつもスタイル。 出来れば、直前のTwitterでキーワードになってた 「避暑」 も兼ねたい。 さてさて
どうなったでしょうか・・・
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今週は3連休明けだったので稼働日が4日! でも仕事は通常通り! つまり5日分の仕事を4日でこなす・・・ ひ〜、忙しい〜 (ToT) それでも、ど〜にかこ〜にか、仕事をこなして定時を少し過ぎたところで逃げるように会社を出発、PM19時に帰宅しました。
いつも通りに夕食、入浴、準備を淡々とこなし、出発準備。 (お出掛け前は、夕食も入浴も作業みたいな感じ) 出発は、いつもより若干早いPM20:40。 いつもなら自宅近所でクレアの食事(給油)を済ますけど、今日は東北道方向なんで、比較的安価なGSが多いR122沿線 で給油予定。
ルートは、自宅から R122で北上して、浦和、岩槻、蓮田、久喜、菖蒲と走りぬけ、羽生に入ったところでR125BPを 経由して熊谷へ抜け、R17BPに合流したら、後は快適に群馬方面に向かってドライブ。 R17BP(熊谷BP)、途中で上武道路に分岐して伊勢崎を通過、赤城山麓の目的地付近まで一気に移動。
泊地 道の駅 赤城の恵 には PM23:15に到着。 本来なら今頃は盛夏でアチアチなはず。 だけど、どういう訳か、ここ数日はあまり暑くないし、夜は涼しすぎるほどだ。 なんでも10日周期で膨張・収縮を繰り返す太平洋高気圧の収縮期で、北からの高気圧も手伝って暑さがひと段落してるんだ そうな。 まぁなんにせよ、夜が涼しいのは良いことだね。 今夜の泊地、ココ 道の駅 赤城の恵 は、首都圏から離れているし、標高も少し高い。 当然だけど、自宅付近よりも更に涼しく、到着時点の気温は21℃でした。
もう癖になってる「路面チェック」でも、アスファルトが熱を持ってないんで、これならクレアも直ぐにクールダウンできそう。 風通しを考えつつクルマを停めて、速攻で窓を全開。 う〜ん、気持ち良い涼風が入ってくる〜 ヽ(^o^)/
さて、お待ち兼ねの一献 (寝ビール) タイム。 途中のコンビニ(セブン)で仕入れた枝豆が美味しくて、「旨い」を連発しつつノンビリ1時間ほど。 程よくアルコールが回り、目蓋が重くなってきたAM0:30、いそいそと就寝準備。 パジャマ代わりのクールTシャツとステテコに着替えて、「夏場の熱気対策」を実行。 ※就寝時、ダイネット窓とキッチン窓を全閉、ベッド脇と枕もとの窓だけ1ノッチ開放。 ベントファンを再弱の排気モードで スイッチオン。 AM0:40に就寝、さ〜て、明日は早起きだ〜!
20日(土曜日) AM5:30起床。 今は薄曇りの天気。 予報では雲は多目ながら雨の心配は無い模様。 早朝とは言え、道の駅でも肌寒いくらいの気温、更に標高が上がる登山口ではどうなる!? (^^; 少々ビビリつつ、所用を済ませてAM6:15に出発。
ここからは、道の駅の前を走る県道34号を抜け、巨大な朱塗りの鳥居が見えてきたのを合図に、「小暮」の交差点を右折。 鳥居をくぐり、後は道なりに県道4号(東文化歴史街道〜上毛三山パノラマ街道)で峠を越えるだけ。 目的地の大沼(おの) 湖畔P(おのこP) にはAM7時に到着。
この駐車場は、あまり広くは無いけど、綺麗なトイレと売店があって地面はフラット。 今日アプローチする2つの山の登山口に近く、大沼湖畔や覚満淵、赤城神社へも便利です。 駐車場には、まだ数台のクルマしかいなかったので、幸先良く エントランスドア開閉に支障が出ない端っこのスペースを確保 できました。
さ〜て、腰を落ち着けて朝食にしましょう! ← 既にお腹がぐ〜ぐ〜なってる 今朝も恒例の 惣菜パンとコーヒー での朝食。 でも、少しハードな歩きになりそうなんで量はすこし多目で。 朝食を取りつつ、窓から駐車場を眺めていると、到着するトレッカー、ハイカーが少ない。 いつもならバンバン クルマが入ってくるし、どんどん準備、出発していくトレッカーを見て アセったりするんだけど、 ここ おのこP では、どちらも少なく、ノンビリした雰囲気でした。
一服も済んだことだし、そんじゃ準備しましょう。 今回は、夏に備えて 山メシには必携の火器と、食器をリニューアル、レインウェアのパンツを新調 してきた。 常備品の入替えって、うっかり入れ忘れが起きちゃったりするんで、慎重に作業しないとね (^^; ザックをひっくり返し、入替えたり新しく積み込んだり。 壊れたT字ポールを改造して作った1脚 兼用ポール も装備に加えてたんで、いつもよりも準備に手間取っちゃいました。
さてさて、今日のイデタチ。 標高が高くて涼しいとはいえ、それでも盛夏真っ盛り。 この先、暑くなることも十分に予想できる。 続々と出発していく先人たちを観察すると、半袖Tシャツ+長袖のアンダーの組合せ、または 薄手の長袖シャツ の人たちが 多いように思える。
う〜ん、悩むなぁ・・・・ (^^; さんざん悩んで決めたのは、 σ(◎◎) : インナーもTシャツ も半袖。 寒かったら 薄手のパーカを羽織る。 タイツ無しでロングパンツ。 ママ : 長袖インナーに長袖シャツ。 寒かったら 薄手のパーカを羽織る。 タイツ有りでロングパンツ。
駐車場出発はAM8:40。 最初は赤城神社に向かって舗装路歩きを20分ほど。
時間が早いんで、神社にはまだ人手が少ない(少ないっていうか、いない・・)。 いつも感じることなんだけど、神社、特に人の少ない時間帯の神社って不思議な空間。 すごく静かだし、ここだけ空気が違う感じがする。 なんかね、こう・・・ 空気がピーンっていうか、パッキーン!ってなってる感じ? 嫌な感じじゃなく、ソコだけ空気が動いてないって言うか・・・・ 凛としてるって言うか・・・・ しかも心なしかヒンヤリしてる感じもするし (^^; 怖いとか、気味が悪いとか、そう言うんじゃなく、なんて言うかなぁ〜 厳かって言うか、厳粛なって言うか・・・ ともかく、妙に厳粛な気持ちになりつつ、今日の山歩(サンポ)の安全・無事帰還をお願いするために参拝。
参拝を終え、裏手の駐車場に設置されたトイレで一息。 ふ〜・・・・ なんつーか、神社って緊張するんだよなぁ〜 既に一仕事終った感じだよ (>_<)
さて! そんじゃぁ、改めて出発しましょう! 黒檜山 登山口は、赤城神社 裏手の駐車場から歩いて3分ほど。 湖畔の周遊道路沿いに ポツン とありました。 どんな感じかなぁ〜って、登山口から先の様子を伺うと・・・ えっ!? マジ? コレ・・・ ノボルノ・・・?
林の中にイキナリ現れた登山道は、カナリの傾斜で 且つ 派手な岩登り・・・・ 正直なトコ、少々・・ いや、かなりアセった (^^; む〜ん・・・・ 舐めてたな。 流石は100名山に名を連ねる、赤城山最高峰の山。 最初から、やってくれるじゃないの!! (>_<)
ともかく、アングリと口を空けたまま眺めていても始まらない。 登山口で準備していたベテランと思しきご夫妻に、「さぁさ、お先にどうぞ」 なんて言われちゃったことだし、いつまでも 「うわ〜」なんて言っていられない。
よし、いくぜ! 意を決してスタート。 高低差のある大きな岩を乗り越えるように高度を稼いでいく。 「ショッパナから岩場って言っても、林の中だもん、その内に林道になるさ」 なんて、ママと言いつつ登ってるんだけど、どういう訳か 行けども行けども、ず〜と岩場・・・・ あれ〜? おかしいな、こんなはずじゃ・・・・ (>_<)
林の中の岩場ルートっていう、ちょっと変わったコースを、とにかく淡々と、ひ〜ひ〜言いながら登っていく。 このルート、樹林帯っていうよりも「林の中」、「森の中」って言うほうがピッタリな感じで、まったく眺望が聞かないし、 なんと言っても薄暗い。 いつもなら、ところどころで立ち止まっては写真を捕るんだけど、岩を超えていくのが精一杯で、とてもそんな余裕は無し。 (いつもは、カメラ2台体制で各自が思い思いに撮影してるんだけどねぇ・・・)
時々、林が切れて 眼下に さっきまで湖畔を歩いていた 大沼(おの)や、クルマを停めた おのこP が見えることを除けば、 とにかくストイックに登ることに集中しちゃう、できちゃうルートです。 コース自体も狭くて、中々休憩スペースが出てこない。 少しでもコースが開けた場所には既に先行者が休憩してたりで、思うようにならないのがカナリじれったい。 こうなると、眺望の効かない薄暗いルート、陰々欝々として、ますます黙々と登ることに集中しちゃう (>_<)
それでも、なんとか工面して数回の休憩(立ち止まって水分補給程度だけど)を入れつつ、ひたすら登ること1時間20分。 やっとのことで、黒檜山山頂〜駒ケ岳
の分岐点に到着。 いや〜、キツかった!
この分岐点、尾根のはずなんだけど、周囲は目線の高さまで樹木、笹が生い茂ってる 相変わらず眺望も無いし、第一 風通しが悪く、とても一休みする場所じゃない。 一息いれたい気持ちを グッと我慢して、そそくさと黒檜山山頂へ移動。 (移動といっても100mほど)
到着した山頂、広さはソコソコだけど、やはり眺望は あんまり良くない。 でも、登頂して山頂で休憩するのって、やっぱり気持ち良いし、なにより今回は達成感がハンパない ヽ(^o^)/
時刻はAM10:30、お昼には少し早いか? でもスペース的、シチュエーション的には ココが良い気もするし、悩むトコだなぁ。 相談の結果、ココでは一服と、水分&エネルギー補給に留め、次の駒ケ岳山頂付近で昼食を取ることに。
休憩しつつ、記念写真を撮影して、AM10:55 に黒檜山山頂を出発。 さっきの分岐点を経由、道標にしたがって尾根道を進んでいく。 事前調査しておいたルートでは、この分岐点から先、最鞍部といわれる 大タルミ までは、かなりの下り。 標高差で210m!
登山口〜黒檜山山頂の標高差は 約470m。 登るのに80分も掛かった。 でも、次の駒ケ岳に向かうために、 210m も下らなくちゃいけない。 これはヒジョーに矛盾というか、セツナサを感じる・・・ (ToT)
相変わらず眺望がきかず、岩だらけの登山道をマイペースで下り、なんとか最鞍部の大タルミ に到着したのは AM11:20。 ふ〜、ここで工程は半分を過ぎたってトコかな?
スタート時には薄日が差し始めてた天気は、黒檜山山頂に到着するアタリで、方角によっては霧が掛かるような按配に。 まだ登山道を覆うような霧ではないので問題なく歩けてるけど、これが酷くなったらと考えると、ちょっと怖いね・・・ 薄暗い林の中で霧に遭遇・・・ キャ〜 (>_<)
目の前には、これから向かう駒ケ岳が霧の中に薄っすら見えてて、距離にすれば400mほどって道標に書いてある。 400m? 意外と近いじゃん!って、ついつい思いがち。 だけど、険しい登りの400mだからねぇ・・・
さて、一息入れてリスタート。 「昼ごはん! 山ごはん!」って呟きつつ、えっちらおっちら登ること10分。 AM11:40、駒ケ岳山頂に到着! やった〜! 昼ごはんだぁ〜! ヽ(^o^)/
黒檜山に比べて広さは1/3程度。 ウチと同じことを考えていたトレッカーも多く、人口密度が高い (>_<) 霧で真っ白になった景色を眺めながら(?)、端っこに陣取って昼食タイム。 前回の茶臼岳では、条件があんまり良くなくて、非常に簡単な昼食だった。 だから今日は、久しぶりにシッカリとした昼食にしちゃいます!!
まずは新アイテムの火器、「JetBoil 」でお湯を沸かし、クイックパスタを準備。 そして2回目の湯沸しで、今度はアマノフーズの中華スープ(鶏団子入り)を作成。 この新アイテム 「JetBoil 」、正直 驚きの性能でした。 いや〜、湯沸しが早い! 今までの イワタニ Jrバーナーよりも明らかに早い! カセットガスじゃなく専用ガスカートリッジってのが面倒だけど、ワンパッケージに纏まって、且つ 軽量。 オマケに火力も強い となれば、「なぜ、もっと早く入手しなかったのだ!!」と、後悔したほどでした。
話を戻して。 今日はシッカリした昼食を!と宣言したんで、次も久々の食後のオヤツ。 メニューはもちろん最近やっていなかった ドーナツ&コーヒー。 ここ最近の山行では、トイレを気にする場面が多かった。 そうなると、「水分の取りすぎ注意! = コーヒーは我慢!」 って流れだった。 今回だってルート上、コース上にトイレは無い。 でも、気温も高いから、冷えてトイレに行きたくなることも無かろう・・・ ってことで、今回久々のデザートタイムなのです ヽ(^o^)/
景色が見えないのが非常に残念だけど、それでもやっぱり、山で飲むコーヒーは格別。 う〜ん、たまりませんなぁ・・・・ 山頂には次から次に人が登って来ては、先に進んでいく。 そんな忙しない状況の中、うまくスペースを確保してマイペースで食事を楽しむことが出来たのはラッキーでした。 さてさて、食事も終ったことだし、いよいよ終盤。 下山しますか!
相変わらず笹だらけの登山道を下り始めてしばし、前方から集団の登山者がやってきた。 これだけなら、まぁ良くある光景。 ケースバイケースだけど、普通なら「登り優先」や、「年齢層」、「人数」を考えて、適宜 道を譲り合う。 今回もそう。 パッと見て 「こちらが譲る」 と思い 立ち止まって 「どうぞ」って言った。 ウチの少し前を下山していた ご夫婦トレッカーも 同じ行動だった。
ところが今回違っていたのは、その集団の人数・・・・ 急斜面に九十九折でつけられた登山道、σ(◎◎)の位置からは、上も下も良く見える。 その九十九折の登山道に延々と続く中高年登山者の列・・・・ えっ? なになに???????
「どうぞ」って言った手前、仕方なく待っていたんだけど、待てども待てども、列は途切れず。 もちろん、むこうさんも止まる気配無し。 おいおい、ちょっと待って。 いくらなんでも、全部すれ違うまで待つの? それは無いだろう!? (>_<)
大行列には、若い引率者が数人いて、15人間隔くらいで入ってたみたい。 バスツアーかなにかかな? ウチの前方、後方も 下山途中のトレッカーが立ち止まりってクチをアングリしながら大行列を眺めてる。 引率のお兄ちゃん、お姉ちゃん、一生懸命に声を掛けつつ、この渋滞を裁こうとしてるんだけど、ホントにこの状況を 判っているんかね?
う〜ん、いくらなんでもこの状況はなぁ・・・・ 思わず、下を指差し 「なぁ、これは酷くないか? どんだけ待つんだ?」って正直、アカラサマに やや大きな声でママに 言った。 すると、それまで足元を見つつ登っていた引率のお兄ちゃん。 とたんに、「あっ、下山するかたを先に通しま〜す」だって。 少し下に居た、別の引率のお姉ちゃん、そのコメントに対して、「は〜い、通してあげてくださ〜い!」だって。
あっ? 「通します」??? 「あげてください」??? なんで上から目線なんだ? ちげぇだろっ! 「すいません」 ぐらいねぇのか、コラ! (怒) 渋滞していた下山者の列が動き出したこと、登ってきた中高年トレッカーから、「すいませんねぇ、ゆっくり気をつけて下りて くださいね」 なんて言われたモンで、ちょっと落ち着いたけど、あのままだったら正直なトコ、キレてたかも (^^;
ウチが下山してるときには、前方、後方 共に 近くに下山者は見えなかった。 でも今は渋滞しちゃったってこともあって、下山するトレッカーは、後方に ざっと20人以上、前方にも8人くらいかな。 大行列の行進が止まり、漸く再開された下山。 ルートは斜面に付けられた狭い登山道。 そこに、急いで擦違おうとする下山者は無意識に足が速い。 そうすると、余計に詰まってアチコチで渋滞する・・・ う〜ん、悪循環 (>_<) やっとのことで、集団全部と擦違うのに要した時間は およそ10分、待ち時間を入れると20分近く掛かった。 すれ違った大行列は、ざっと80人以上の集団でした。 かなり不機嫌な顔(表情)になってただろうな、σ(◎◎)・・・・ (サングラスしてるから判らないだろうけど・・・・)
それにしても、いつも思うんだけど、集団で来るのは会話も弾んで楽しいのは良く判る。 でも、頼むから4〜5人、今回のように非常に多い場合なら10人くらいをワンパーティーして、行動してくれないかな? 狭い登山道、一人一人ペースが明らかに違う。 ゆっくりな人、遅い人が悪いわけじゃない。 でも、ペースの違う人が集団でいると、渋滞もするし、擦違いや追い越しで、急いだり慌てたりして、かえって事故が 起きそうで怖いよ (^^; 譲り合う意味でも、ぜひそういう風にして欲しい。
今回は、「観光登山を避けよう」って目的でやってきた。 かなりハードな山だったこともあって、ココまでは順調だった。 でも最後にコレかぁ〜って、見事にオチがついちゃったね (>_<)
さて、話を戻します。 駒ケ岳からの下山ルートは、木階段、鉄階段 がアチコチに設置されてます。 ここイチバン!の、非常に急な斜面には、手すり付の鉄階段。 黒檜山ルートに比べて、岩登りが無い分、アプローチし易くなってるんだね。 ちなみに、鉄階段は1人分の幅しかないんで、ここで あの大行列に遭遇してたらと思うと・・・・ キャ〜 (^^;
木階段は、全国に増殖している 「膝壊しの階段@ノンビリ歩き隊認定」 だけでなく、木道が階段状になったような階段も 多かった。 一見すると歩きやすいようだけど、微妙に歩幅が合わないんだなぁ、これが! そんな登山道を黙々と下ること 40分。 眼下に車道が見えたときには、正直言ってかなり ホッとしました。 ← 実は結構 草臥れてた
車道に出たところ(駒ケ岳登山口)は、おのこP の至近。 なんと、クルマまで2分です (>_<) クルマに帰還したのはPM13:05、いや〜疲れた! いくつか山行、山歩をしてきたけど、今回が一番疲れた気がする。 距離、時間、標高差。 数字だけで見れば、もっとキツそうな山も経験してる。 でも、今回のこの疲労感はなんだ? いやはや、抜群に疲れました (>_<)
いつもの「山旅ロガー」のデータでは、
でした。 クルマに戻りトイレ、片付けをしつつ次の行動を相談。 おのこP は涼しくて快適だし、体の疲れ方も酷い。 正直言えばここでしばらくグッタリしたい。 でもそうしたら、確実に動けなくなることも、自分で良〜く判ってる (>_<) ココロが折れそうな、この疲労感、いやはや久々です・・・・
確かにクルマには、カップ麺もあるし、缶ビールもある。 それに、すぐ隣の湖畔には、土産屋 兼 食堂が何件もある・・・ このまま朝まで・・・ それも良いかな・・・ でもなぁ・・・ 風呂は絶対に入りたいよなぁ・・・ 最初の岩登りで大汗かいたからなぁ・・・ そんなことを考えつつグズグズ・・ ウダウダ・・・ グズグズ・・ ウダウダ・・・ ・・・・ ・・・・・
・・・・ イ、イ、イカ〜ン! ダメだダメダメ! そんなことではイカン! このまま ジっとしてると、ココロが折れてダメ男君になっちゃう! よしっ! 動くぞ! (^^; 既に折れかかったココロ、なんとかアロンアルファでくっつけてでも、なんとしても温泉に向かうのだ!
おのこP を出発したのはPM13:50。 向かう温泉は、今朝までいた 道の駅 赤城の恵 に併設の 「あいのやまの湯」。 2速、アクセルオフでも 怖くなるほどスピードが出ちゃう県道4号(上毛三山パノラマ街道)を、ブレーキが焼けないように 慎重にドライブしつつ、走ること40分ほどで無事到着。
は〜、ついた〜 早くオンセ〜ン!! はやく、はやくぅ〜 (^^; 疲れもピーク、既に全身が脱力状態。 クルマを停めたのは良いものの、駐車場がトンでもなく混んでることに、ハタっ!と気づいた。 ウソ! マジで! 風呂が混んでるってこと!? が〜ん! これは結構ショック・・・ (>_<) 重い足取りで施設に向かってみると、なんと大広間でマイナー演歌歌手の歌謡ショーの真っ最中。 当然、温泉の方はガラガラ!! ひゃぁ〜、良かったぁ〜 ヽ(^o^)/ 気持ちを奮い立たせ、やっとのことで到着した温泉が、激混みだったら・・・ セツナイもんねぇ・・・ (^^; 施設は一切の循環はしていないってことで、お湯が非常に綺麗。 内湯が2つ、サウナ+水風呂、露天 と、けっして大規模ではないものの、空いてることもあって、中々快適。 これで500円なんだから、満足度はかなり高いよね。
かなりノンビリ浸かったつもりでも、ソロだとタカが知れてて、入湯時間は45分ほど。 思い通りにサッパリできたし、なにより風が気持ち良い。 う〜、極楽ぅ〜 ヽ(^o^)/
さて、クルマに戻ったものの、疲労感+風の気持ち良さ=もう動かない! の図式。 そう、「正直なところ動きたくない」病 が再発!
でも、冷蔵庫の中はビールしかないし、食料もカップ麺だけだぞ? 良いのか? でもでも、食料調達で下手にココよりも下界に下りると暑いかもしれないぞ? 良いのか? どうしてもネガティブシンキング・・・・ 色んな言い訳を考えつつ現実逃避 (>_<) う〜ん、どうしよう・・ どうしよう・・・ どうしよう・・・・・ ・・・・ ・・・・・・
頭の中身は、風呂上りのノンアルコールビール(風味)飲料にすっかりやられて思考回路は完全に停止。 「困った」、「どうしよう」 そんな台詞が堂々巡り、ブツブツ言いつつ10分経過。 う〜ん、流石に このままじゃマズイって思い始めたとき、「ipad で検索すれば?」 とママ。 おぉ! そうだ! その手があった! (^^;
よし、ただ検索しても面白くないので、ココは一発 博打に出てみよう! 博打は、「最寄のスーパーを検索し、そのスーパーから一番近い泊地で今日は泊まる」 ってルール。 もちろん例外なく一番近い泊地だね。
そんでわ!って感じで仰々しく検索開始。 ちょっとドキドキ (^^; あっ! ココから2kmで、ベイシアを発見! となると泊地はココか!? わははは! σ(◎◎)の勝ちだっ!
こうなると、体が急に 旨いモンとアルコール摂取を要求しだす (>_<) ともかくベイシアへ急行、ツマミ、夕食、アルコール摂取用の氷などを仕入れ、三度 道の駅に舞い戻りました。
さて、この広い駐車スペースの何処を寝床にしようか? さっきまでクルマを停めていたメインの駐車場は広いけど若干傾斜と、日差しを遮るものがなく日当たり良好(暑い))。 一考を案じて道の駅場内の案内板を見てみると、施設の奥に第2、第3の駐車場があると判った。 一縷の望みを抱きつつ向かってみると、一番奥の第3Pなら、木立の影があるし、少し高台になってるんで風が良く通る。 おぉ、素晴らしい! うん、ココに決定!! もう動かない!! (^^;
中でも一番良さそうな場所を旨く押さえられたんで、早速クルマを停めて窓を全開。 ツマミ、夕食、ビールも ドサッ!と音がするほどの勢いでテーブルに並べて、待ちに待った宴会ターイム! (つってもママと2人だけど)
もちろんメニューには 「筋肉を酷使したら鶏肉!」ってことで、今日も鶏の唐揚げと、甘辛ソース掛けを用意。 体を酷使すると、自然とコッテリ、ガッツリを体が要求するらしく、必ずと言って良いほど揚げ物中心のメニューになるのが 少々困った感じだけど要求するんだから仕方ない (^^; 今日はスタートが早いので、いつものペースだとトンでもない時間にお開きになりそうってことで、今日はグラスを出して ビールをやりました。
予想通り、中身が見えるからか、グビグビいくことなく、ゆっくりとした食事。 もちろん、アルコールが ビール → 蕎麦焼酎 に移ってもペースは変わらず。 う〜ん、そっかぁ、こうするれば慌しい宴にならないんだね。
ipad で動画なんぞを見たり、今日の感想を あ〜でもない、こ〜でもない と駄弁りつつ呑んでたんだけど、気がついたら 時刻はPM19:30。 あれ? もうこんな時間? でも、珍しく 眠くないぞ? とはいえ、スタートから既に 3時間弱。 流石にお腹が苦しい。
食物は全部食べつくしたし、アルコールの回りも良い感じ。 そんじゃぁ、片付けて寝ましょうか。 「暑いときの寝る前準備」
をしっかりこなして、PM20:30に就寝です。 21日(日曜日) AM6:00起床。 あんまり寝すぎて疲れた・・・ (^^; 早朝、あまりの寒さに窓を閉め毛布を掛けたほどだったけど、起床後のこの時間は、なんとも清清しく空気が気持ち良い。
今日はノンビリ帰るだけなんで時間に余裕がドッサリある。 ノンビリと恒例の車内清掃と、帰り支度。 徐々に日が高くなってくると気温も上昇、この標高でも暑くなってきた。 そんではお腹も空いたし出発しますか! AM7:10に道の駅を出発、向かうは上武道路沿いのガスト伊勢崎店。 今朝は最初ッから朝食は外食でって決めていたんで用意して無いんです (^^;
日曜日早朝の上武道路はガラガラで、流れてる速度も結構なもの。 流れに乗ってるだけで25分ほどで到着。
一時間ほどの朝食タイムのあとは、往路を逆トレース、寄り道しながら AM11時に無事帰宅しました。
夏に向けてのトレーニングは、これにて終了。 後は本番を待つばかり。 正直なところ、少々不安もあるんだけどね・・・ (>_<)
いよいよ夏本番! 夏祭り、プール、盆踊り、海水浴、花火! 暑さを乗り越え、今年もめ〜いっぱい遊び倒すぞぇ〜 ヽ(^o^)/
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