「ノンビリ歩き隊 in 茶臼岳&朝日岳!」
2ヶ月ぶりの山歩き。 観光登山に翻弄されて・・・ の巻
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日程 : 13年 7月 5日〜7日 場所 : 栃木県 那須町 、小山市
はい、お久振りです ヽ(^o^)/ 6月はナンヤカヤと忙しかったけど、なんとか落ち着きを見せはじめた今日この頃、みなさん如何お過ごしでしょうか?
さて、7月最初のお出掛けは、2ヶ月ぶりの ノンビリ歩き隊 出動。 今回は、栃木県は那須にある 茶臼岳、朝日岳に行ってきました。 5月の北横岳では予想を遥かに超える残雪に見舞われ 思うように歩けなかったけど、流石に今回は梅雨も明けようか!?という暑さの7月初旬。 ほぼ計画通りに事が運びました。
今回は、「夏に向けてのトレーニング」 がテーマ。 課題は3つ。 @長距離を歩く A長時間 歩く B標高差を稼ぐ 久し振りなんで、標準コースタイムは あまり気にせず、あくまでマイペースで。
結果的に、なかなか充実した山歩きが出来たし、旅先での思いがけない再会もあった。 人気の山だけあって、混雑もそれなりに凄かったけど、それはそれで旅のエッセンスだと考えれば、ほぼ100点満点の山歩(サンポ) だったかな。
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相変わらずの忙しさが少しづつ落ち着いてきたものの、それでも毎日やることはテンコ盛り・・・・ 今日は所用があるってことで、定時を少し過ぎたところで会社を出て、PM18時30分に帰宅。 ドタバタと所用をヤッつけ、慌しく食事、入浴、準備。 ママの事前準備も功を奏して、PM20:30には、ほぼ出発できる算段が整った。 うん、ドタバタした割には早いじゃん。 やれば出来るねぇ・・
てな訳で、PM21:40に自宅を出発。 近所のコンビニで旅の資金と、今夜の寝ビールを調達。 今夜目的地は、栃木県 那須にある 道の駅 那須高原 友愛の森。 「友愛」って響きは、嫌なこと、嫌な人(別名 宇宙人)を思い出してあいまうんで、あんまり好な言葉じゃない (^^; まぁ、まさか「あの人」ガラミで作られたって事は無いだろうから、仕方ないか・・
ルートは、自宅から岩槻までR122。 東北道は、岩槻ICから矢板ICまでを利用する。 相変わらず、ガソリン代が高いから、みみっちく高速代を節約しないとね。 矢板からはR4で北上、那須塩原を超え、JR黒磯駅を過ぎた辺りで那須ICへ向って左折、後は県道17号を道なりに進めば、 目的地の道の駅。
燃費走行に徹して走ったので、道の駅にはPM23:53に到着。 道の駅泊には珍しく、キャンカーが一台も居ない。 そんな事をママと話しつつ車外に出ると、おぉう! 涼しい!! 自宅付近では まだ蒸し暑かった気温も、ここではかなりの涼しさ。 長時間走行で熱くなったクレアもこれなら短時間でクールダウン出来そうだ。 早速、人間もクールダウンすべく缶ビールをプシュ!っと ヽ(^o^)/
明日の朝は早起きなんで、流石に寝ビールは1本だけ。 AM1時、寝る前にトイレに行こうと外に出ると、おっ? いつのまにかキャンカーが居るじゃん。 トイレに行きつつ、何の気無しに、そのキャンカーを見て気がついた。 あれ? あのキャンカー・・・・ どっかで見たこと有るな? 窓の感じからして2人旅仕様か・・・・ そ〜と近づき確認すると・・・・ あっ! あのステッカー! あっ、あっ! ●●ナンバー!
もしかして、いや、間違いなく ●●ちゃん のだ!! とはいえ、流石に寝てるところを たたき起こす訳には行かないので、ひとまず退散。 う〜ん、●●ちゃん とは何年振りだ?? 少なくとも1年2年じゃ無いよな? 興奮冷めやらぬまま、AM1時過ぎに就寝です。
06日(土曜日) AM5:30起床。 目覚ましよりも30分早い目覚め・・・・ 寝た時間に関係なく、毎日の起床時間に目が覚めたんだけど、流石に疲れのたまっている週末の朝。 この寝不足はツライ!! (ToT)
トイレからの戻り道、昨夜みつけた ●●ちゃんと思しきキャンカーに近づくと、誰かがクルマから降りてきた。
σ(◎◎) : 「おぉ! ■■ちゃん!!」 ■■ちゃん : 「ん??」
目をパチクリ・・・・ 最初はキョット〜ンってしてたけど、5秒後に 「あ〜!!」って、判ってくれました。 ウチは山に移動するし、●●ちゃんは まだ爆睡中、■■ちゃんも もう一寝入りってことで、少し話しただけで別れたんだけど、 いやはや、こんな偶然ってあるんだね〜 日本って狭いねぇ〜 さて、話しを戻して。 缶コーヒーで一服して道の駅を出発。 旧ボルケーノハイウェイ を抜け 茶臼岳ロープウェイ山麓駅の少し先にある、峠の茶屋前 駐車場へ移動。 温泉街に入った辺りから、ここ 峠の茶屋までは、けっこう激しい登り坂。 軽量なクレアでも、ローギヤでないと登っていかない。 早朝に温泉街を抜けていくことになるんで、 あまり回転をあげないよう、アクセルコントロールに注意しながら、いつになく慎重に ドライブして AM6:10に到着。
到着して驚いたのは、クルマの数。 既に駐車場の半分近くが埋まってる・・・ (^^; ウチは前乗りしてる割に ゆっくりしてるから、本気の登山者のように早朝から行動して無い。 しかも、勝手に他の人も同じはずって思い込んでるから、早朝にもかかわらず混んでると、かなりビックリする。 加えて、到着してクルマを落ち着けたとたんに、周囲の準備している人を見て、毎回々 若干だけどアセル (>_<) 別に、つられて準備するとか、慌てることは全然無いんだけど、どうしても気が急いちゃう。 その急いた気持ちと、「大丈夫!」って言い聞かせながらノンビリしようとする気持ちのセメギアイが、なんともジレッタイですなぁ (^^;
今朝も、そんな急いた気持ちを押し殺し、コーヒーを煎れて惣菜パンでいつもの山行き前の朝食。 ガッツリとは行かないものの、少し多目にして、糖分もしっかり摂取。
朝食を終えると、いよいよ準備開始。 今日は、いつ梅雨明けしてもおかしくない天気だってことなんで、装備は前回より少し軽量 (防寒用 中着やアイゼンなどを積み込まず)。 とはいえ、長時間歩行を考えて水分と行動食(オヤツ)は多め。
今回のレイヤリングは、 高機能インナー + 速乾Tシャツ に、サポートタイツ + トレッキングパンツ。 ( σ(◎◎)はハーフパンツ、ママはロングパンツ) ママのトレッキングポール初オロシ(前回壊して購入しなおした)も兼ねていて、その使い勝手をチェックするのも今回のポイント。 (今まではT字タイプ、今回から I字タイプ )
すべての準備が整い、クルマを出発したのはAM7:35。 今日のルート計画では、 峠の茶屋 → 峰の茶屋 → 朝日の肩 → 朝日岳 → 朝日の肩 → 峰の茶屋 → 牛首 → 茶臼岳山頂口 → → 茶臼岳 → お鉢めぐり → ロープウェイ山頂駅 → 山麓駅 → 峠の茶屋 と回ってくる予定。
このコース、峰の茶屋、茶臼岳山頂口の2箇所で下山方向へのルート変更が出来る。 2ヶ月振りってこともあるし、体調や時間、疲労度と相談しつつ、途中でルート変更して切り上げることが出来るので、安全面でも良い チョイスじゃないかな。
峠の茶屋からは、整備された登山ルートになってるけど、流石 茶臼岳は活火山。 斜度こそキツくないけど、砂礫・ガレ場・岩場の連続。 およそ2ヶ月ぶりの山歩なんで、じっくりと歩を進めます。
天気は少し雲が多いけど、その分 強烈な暑さになっていないので、今のところは まずまず快適。 景色も期待通りで、写真を撮りつつ最初のマイルストーン、峰の茶屋へ。
峰の茶屋跡(現 緊急避難小屋)には、AM8:20に到着。 とたんに吹き飛ばされそうなほどのの強烈な風。 尾根の上に立つ茶屋跡。 今日は西からの風が強く、尾根の上はマサに暴風って感じ。 小屋の影で風を避けつつ最初の小休憩。 小屋を背にすると左手に朝日岳、右手に茶臼岳。 パッと見た感じでは、朝日岳は岩山、茶臼岳は砂礫の山に見える。
一息いれてリスタート、まずは計画通りに朝日岳へ。 最初は目の前にそびえる剣が峰の右側斜面を巻くように進むルート。 足元はガレ場って言うほどではないにしろ、立派な登山道。 斜面につけられた細い細いルートを慎重に進む。 峰の茶屋付近で吹いていた強烈な風は、剣が峰が遮る形になり、歩いているルート上は風裏。 おかげで急に蒸し暑さが襲ってきました (^^;
ここから山頂までのルートには鎖場も出てくるから、気を引き締めて慎重に行かないと (^^; 鎖場は、足掛かりのある斜面は良いものの、中には足掛かりの少ない、ツルっとした岩もある。 それに、この辺りから下山者とのすれ違いも 増えてきた。 自分のことは言えないけど、初心者はマナーやルールを知らずに来ることが結構多くて、こういう岩場でのすれ違いは、結構ヒヤヒヤする。 (ケースバイケースだけど、基本的には登り優先とか etc) 案の定、今回も数回ヒヤッとしました。
目の前には、これから登る 朝日岳が ど〜ん! て見えてるんだけど、見るからにゴツゴツした岩だらけの印象。 斜面につけられたルート、尾根沿いのルート、登ったり下ったりを繰り返して山頂へのアプローチポイントになる 朝日の肩 には AM9:05に到着。 うん、今のところ順調! ガイドブックのコースタイムと遜色なしだ。
ここは風をモロに受ける場所なんで一服するには無理があるんだけど、この先は岩場の連続だから少しだけでも休憩を入れておか ないと厳しい。 見上げた空は未だに薄い雲がビッシリ。 風が強い割には上空の雲は、未だにしつこく空を覆っていて、うりゃ!って感じの青空が見えない。 ソレだけがホントに残念。
横風に煽られないよう、慎重に岩場を登って、朝日岳山頂に無事登頂したのはAM9:20。 フラットな場所は無く、無造作に岩を積んだだけのような山頂でした。 少しは満足感に浸っていたいけど、そこは人気の山のイタダキ、狭い山頂に続々と登頂してくるトレッカー。 おまけに今日は風が強い。 そうなると、「狭い山頂+強風+続々と登頂してくる人 = 早々に退散」 って図式が見事に成り立つ (>_<)
他のトレッカーと場所を譲り合うためにも、小休憩で出発。 あっ、もちろんエネルギー補給(ゼリー飲料)はちゃんとしてます (^^; 大休憩は、峰の茶屋に戻ってから!を合言葉に下山開始、お日様も徐々に勢力を広げてきて、朝一番で広がっていた薄い雲は 強い風で吹っ飛び、結構強烈な日差しになってきた。
ママ : 「しまった! 朝は曇ってたから日焼け止めを塗ってこなかった!!」 σ(◎◎) : 「ミスったね。 お肌の曲がり角、とっくに過ぎてるのに・・・・」 ママ : 「うるさいわね!」 σ(◎◎) : 「スミマセン・・・・」
無事、峰の茶屋跡に戻ったのはAM10:15。 壁際に設えてあるベンチで、やっとのことで大休憩。 ふ〜、タバコが旨いぜっ! ヽ(^o^)/ 今日は風が強いから、昼食の場所をよくよく考えないといけない。 (風が強いとバーナーの火が飛ぶからね) 計画ルートだと、この後は
峰の茶屋跡 → 茶臼岳を巻くようにして牛ヶ首の分岐 → ロープウェイ山頂駅 → 茶臼岳登山道 → 山頂 → → お鉢めぐり → 山頂駅
になる。 昼食を予定していたのは、牛ヶ首の分岐なんだけど、この強い風が気になるところ。 茶臼岳山頂や、お鉢めぐりの途中って手もあるけど、茶臼岳はロープウェイがあるから、観光登山客が多いし、アチコチから吹き出てる 硫黄ガス(蒸気)が気になる。
ともかく、牛ヶ首まで移動してみて考えるしかないか!? 今のところ、オヤツも食べて空腹じゃないし (^^; そう結論つけて、峰の茶屋跡を出発。 牛ヶ首の分岐までのルートは、ロープウェイ山頂駅から見て、ちょうど茶臼岳の裏側を進むルート。 このルート、強い風をモロに受けるかと思いきや、茶臼岳が壁になるからなのか、思ったほど風は強くない。 そして、2ヶ月ぶりの山歩き、朝日岳往復で疲れた体に嬉しいフラットな道。 右手に見える会津方面、七ヶ岳や荒海山の景色を楽しみつつ、歩くこと30分。
到着した牛ヶ首の分岐は、風も弱く、複数のベンチが設えてあって、「お昼はココで食べてね!」って言っているかのよう。 早速 そよ風程度に風の抜けるベンチを確保して、ランチタイム。 今日は、オニギリ1個+フリーズドライのパスタ+味噌汁 と言うなんともチグハグなメニューを持参。 ところが、σ(◎◎) も ママ も あんまりお腹が空いてない。 あれ? (>_<)
さっきの峰の茶屋跡で、オヤツをばっちり食べたからかなぁ? 相談の結果、オニギリと味噌汁で軽く済ませてリスタートすることに。 これには訳があって、当たり前っちゃぁ当たり前なんだけど、今回のルート、ロープウェイ山頂駅に戻るまでトイレがない。 しっかり食べて飲む。 すると出したくなるのも人の性! そんなことを憂慮して、少し抑えることにしたんですねぇ・・ (^^;
そうそう、前回の北横岳で 旨くてビックリしたアマノフーズの味噌汁、今回も持参しました。 コストパフォーマンスは高くないけど、月1回程度の山メシなんで、この位の贅沢は許されるってことで (>_<)
簡単なランチなんで、あっ!ちゅう間に完了。 う〜ん、もう少しユックリすれば良かったかな・・・・ (^^; 牛ヶ首の分岐を出発したのはAM11:30。 さぁ、次は 茶臼岳への登山道へ合流して山頂へアプローチだっ!!
景色を楽しんだり、足元を楽しんだり(?)しつつ歩くこと20分弱、無事に登山道へ合流。 見上げるほどの斜度が付いた登山道。 お〜、こりゃ最後にキツイぞ〜 (>_<)
この山頂への登山道、斜度がキツイだけじゃなく、最初は砂礫の直登斜面で足が取られて歩きづらく、後半は岩場登り。 オマケに恐れていた事態、ロープウェイから吐き出された観光登山客が集団で列を成してる・・・・ う〜ん、こりゃぁ、岩場になったら渋滞するな (^^;
案の定、砂礫の斜面を乗り越え、山頂へと続く岩場に差し掛かると もう大渋滞。 登山道も狭いし、何の脈絡も無く突然立ち止まるしで、後ろを歩いている登山者は苦虫を潰したような顔・・・・ もうここは、必死に自分を押し殺して、頂上まで我慢するしかない。
やっとのことで、山頂付近に到達して、「あぁ・・ これで、渋滞ともオサラバ・・」と、安堵していたら、そこに待っていたのは 沢山の中学生でした (ToT) 元気よく挨拶してくれるのは良いんだけど、無駄にハシャいでて煩いって言うか、広がってて邪魔っていうか、とにかくゲンナリ・・・・ なんとか中学生の集団を通過して、山頂を越えたところで一服。
正直なところ、登山の疲れって言うより、人疲れと我慢したストレスでグッタリです・・・ (^^; 何度も言うけど、観光登山が出来る場所って、やっぱしこうなるよねぇ・・・ そういう場所を選んだ自分が悪いんだけどねぇ・・・・
山頂には人がドッサリ。 当然ながら、もうこうなると長居したくない。 早々にお鉢めぐりに出発、山頂の人の多さと違って、2〜3分歩いただけでたどり着ける お鉢めぐりのコースは、人も居ないし、 風も弱いし、景色も悪くない。 うん、なかなか快適。 あれ? なぜみんな、こっちに来ないのだ? なぜ山頂に群がるのだ? 不思議だ・・・・ (^^; 10分ほどでお鉢めぐりを終えると、いよいよ下山。
ところが・・・・ 岩場を抜けたところで、またも中学生の集団に遭遇!! しかも、なぜかテンションが高くはしゃいでるから、非常に煩い! (>_<) オマケに、砂礫の斜面では集団がワサワサ降りるし、意図的に靴を横滑りさせるバカタレがいるんで、辺りはもう砂埃でマッシロ。 すれ違う登山者に「君たち、どこの中学?」と聞かれ、「●●中学、●年生で〜す!」と、元気に応えてるのは良いけどさ、 そうやって素性を簡単に明かしちゃうと、他の登山者から、砂埃の苦情が行っても知らんぞ! (^^;
最初は、この中学生の集団を やり過ごそうかと思ってた。 ん? 待てよ・・・ よ〜く考えてみると、ロープウェイの定員からみて、 「この人数を見送るってことは、発車を何回見送ることになるんだ?」 しかも、その間は ず〜と煩いわけで・・・・ いか〜ん! それは 絶対にいか〜ん!! (^^; 草臥れているママにムチをいれ、なんとか中学生の集団を追い越すことに成功、山頂駅に帰着したのはPM13:00 でした。 ふ〜、なんとかなった・・・・ 急いでチケットを購入、待望のトイレも済ませて 乗車待ちは15分でした。
そうそう、乗車待ちの間に、山頂駅のあたり一面はキリ(雲か?)に覆われ、眺望どころか視界ゼロメートル。 チンタラ下山してたらと思うと、ちょっとビビリました (>_<)
ロープウェイ乗車時間は6分ほど。 山頂駅を覆っていた霧を抜けたとたんに気温が上昇、山麓駅の蒸し暑さ、湿度の高さはかなりのものでした。
さ〜て、後は 緩やかな登り(遊歩道のような階段)を400mほど歩けば、峠の茶屋前の駐車場、今回の山歩(サンポ)が終る。 だけど、この最後の登りがキツイ。 「終るんだ」って思うとモチベーションも ガタ減りするし、蒸し暑いし、なにより体力的に最後に追い討ちって感じだし・・・・ (>_<)
ひ〜ひ〜言いながら歩くこと10分ほど。 やっとのことでクルマに帰還したのは、PM13:40でした。 いつもの「山旅ロガー」のデータによると
でした。 データで見る限り、今回のテーマ・課題は、ほぼ満足できたんじゃないかな。
クルマに戻って、一服しながら片づけをしていると、どうにも自分の体が汗でベタベタしてて気持ち悪いことに気づいた (>_<) こりゃ何を差し置いても 「温泉でサッパリ!」 したい!! ママも激しく同意してくれたんで、峠の茶屋を早々に出発。 お風呂は、少し下ったところに那須休暇村の貰い湯、更に下って温泉街で貰い湯、尚も下れば 元湯 鹿の湯 もある。
さて、どこにするかな? 休暇村の貰い湯は、どうやら露天風呂だけらしい。 ちょっと寂しい気がするけど、サッパリするだけなら問題無いし、しかも近い。 ソコにしよっか? なんて言ってる内に通過!! あぁ!!! 下ってて速度も出てるし、後続車も居る。 オマケに道路が狭くて路肩に停められないしUターンも無理! が〜ん! (ToT)
ちくしょ〜、どうすっかな・・・・ 温泉街にも貰い湯は沢山あるんだけど、問題は駐車場。 どこも温泉旅館なんで駐車場は普通車5台くらいが限界。 キャンカーはサイズ的に無理か・・・・ が〜ん、が〜ん! (ToT)
仕方ない、 そんじゃぁ 温泉街を更に下ったところにある 元湯 鹿の湯 に行きますか (>_<) 今度は通り過ぎないように速度を落としつつ進み、鹿の湯 まで来たところで、目の前の殺生石、温泉神社の駐車場に、今朝見た キャンカーが・・・ あっ! ●●ちゃん!! 急遽、●●ちゃんのキャンカー隣にクルマを入れ、様子を伺ってみる。 ん〜、居ない・・・ (>_<) どうやら散策に出ている様子。 待っているのも変なんで、ウチらは 鹿の湯 に行こう! と準備を始めたトコに、グッドタイミングで ●●ちゃん夫妻が帰還。 おぉ〜ぃ! ひっさしぶり〜 元気〜?
ここ数年会ってなかったんだけど、いつもと変わらぬ笑顔の●●ちゃん。 最近は忙しくてなかなかキャンカー出動出来てないらしい。 今日は間際になって休めたんで、無理やり出掛けてきたとのこと。 そういうことが出来るのがキャンカーの良いトコだよね〜
しばし近況を報告しあい、握手をしてお別れ。 う〜ん、元気そうで良かった! なんか嬉しくなっちゃたな! やせたσ(◎◎)を見て、「おい、病気じゃ無いだろうな?」って心配してくれてた。 だけど ●●ちゃん、忙しいんだから体を壊すんじゃないかと、そっちの方が心配だよ・・・ (ToT) ウチの大好きっ!メンバーにも、恒久的に忙しすぎて、もう忙しいのかなんか判らなくなってるじゃない?って人が数名居る。 ともかく、体だけは壊さず、人格がおかしくなる前に戻っておいで!って強く言いたい (^^;
さて、●●ちゃんと別れ、駐車場を後にして、ハタっ!と気づいた・・・・ あっ! しまった!! 鹿の湯に入るの忘れた・・・・ が〜ん、が〜ん、が〜ん! (ToT) やっちまったなぁ・・ ●●ちゃんとの久々の再会で、少々テンションが上がっちゃって、すっかり忘れてたぜ! さ〜て、どうすっか!? (かなり焦ってる) ドライブしながらママと相談、夕食の買出しもあるし、今夜の泊地も考えないといけないよね? 取りあえず道の駅に入れて相談しようか・・・ そういっている矢先、
ママ : 「あっ! スーパーの看板発見! この先を左折!」 σ(◎◎) : 「らじゃ!」
さっきまでの温泉探しとは打って変わって、突然のタイムリーヒット!! 道の駅に向かって渋滞し始めてたんで、このエスケープはラッキーでした。 今日は、昼食(山メシ)が軽めだったので、現時点で かなりの空腹、 よ〜し、そんじゃ奮発しちゃおうじゃないの!と、高らかに宣言。 ところが悲しいかな ここは那須の地元のスーパー・・・・ あまり多くは望めないよね (^^; 結局、いつもより少し多めのツマミと主食にお寿司を購入、頑張ったご褒美に ビールも沢山呑んじゃおうってことで、在庫を買い足し。
スーパーが涼しすぎるのか、はたまた外が暑すぎるのか、買出しを終えてクルマに戻るときには眩暈がするほどの酷暑。 (下山中のロープウェイで梅雨が明けたと知ったばっかり) 噴出す汗と格闘しながらの温泉探し。(最近はiPad使うから便利だね)
すると、アプリの温泉天国や、日帰り温泉ガイド本には掲載されていない穴場スポットを発見!! おぉ、やるな iPadアプリ!! ソコは、道の駅から5分ほど、貸しコテージの管理棟に付属している温泉。 小さいながらも内風呂と露天風呂を完備、但し 洗い場×3 で5〜6人で一杯になるような小さな小さな日帰り温泉。 (もともとは貸しコテージのお客用) でも、料金は550円とまずまずリーズナブルだし、なにより空いてる。
アプローチが狭く、5mクラスのキャブコンがギリギリの駐車場はスペースが8台分くらいしかない。 プレハブに毛の生えた程度の管理棟で受付すると、すぐその隣が温泉。 入ってみると、手作り感満載の施設ながら清潔感は文句無し。 オマケに、σ(◎◎)と入れ違いに2人出て行ったんで、残されたのは、σ(◎◎) 1人。 おぉ〜、貸切!! ヽ(^o^)/ 泳ごうが(泳がないけど)、叫ぼうが(叫ばないけど)、バシャバシャしようが(しないけど)、だ〜れにも文句を言われない!! 内風呂は ややヌル目、露天は ややアツ目で、塩化物泉のレッキとした温泉。
PM16時の那須高原。 木漏れ日を眺め、気持ち良い風に吹かれながら入る貸切の露天風呂。 う〜ん、贅沢だぁ・・・・・ 極上だぁ・・・・・ 思う存分ノンビリと温泉を堪能、サッパリしたからか、酷暑のはずなのに、風がとっても爽やかに感じました。 ヒミツにするつもりは無いけど、写真は無しです。 名前は 「コテージ桜の丘 さくらの湯」 です。 行ってみたい人は、調べてみましょう (^^;
さ〜て、次はコノ空腹をなんとかせねば。 涼しさを求めるのであれば、間違いないのは標高の高い那須周辺。 でも、まだ時間が早いので混雑してるはず。 それに明日の移動も考えて場所を決めたい。 再び iPad を駆使して泊地を検索。 決めたのは、道の駅 東山道 伊王野。 標高は下がるし、若干だけど福島寄り。 だけど、混雑はなさそうだし隣には川が流れている。 地図上で見る限り、辺りは田園地帯っぽい (^^; 空いてて静かで涼しいかも・・・・ と、なんとなく感が働いて決定。
温泉からは、ナビ子さん任せ。 今夜の泊地 道の駅 東山道 伊王野 にはPM17:20に到着。 第1Pは、トラックが入ってくるし、産直への搬入/搬出で軽トラがひっきりなし。 あれ? 失敗しちゃった? (^^; 施設内を良く観察すると、施設裏手に第2P(砂利)を発見。 こっちはクルマの出入りが極端に少ない感じだ。 もちろん迷うことなく こちらをチョイス。
車内の熱気を抜くために全ての窓を網戸にして全開、ベントも排気モードでオン。 気温は那須高原に較べれば高いと思われる。 でも、自宅でもエアコンを殆ど使わずにヒトナツ過ごす σ(◎◎) や ママ からすれば、このぐらいなら楽勝。 (この時点で、クルマの温度計は29℃)
一番問題のエンジン熱は、駐車場がアスファルトじゃなく、少し湿った感じの砂利なんで、まぁ、追々下がってくるはず。 そうすれば車内の温度も一気に下がるんで、小1時間もすれば快適になるでしょ。 そんな お気楽気分で、道の駅を少し散策。 丁度、産直が閉店時間で 売れ残り野菜類の引き上げ真っ最中でした。
さて、そんじゃソロソロ 風呂上りの一杯、始めちゃう?? まだ十分に明るいけど時刻はPM17:40。 いつもは「まだ早い!」ってクギをさすママも、空腹+早くビールを呑みたいってことで今日は二つ返事で許可が下りました (^^; 今日の献立は、ロースとポーク&サラダ、鶏のタツタ揚げ、蜆の佃煮、枝豆、寿司。 山歩の後は筋肉疲労が激しいので、肉類が必須! 特に鶏肉! ヽ(^o^)/ もちろん今夜の献立にも登場です。
「ゆっくり、箸を起きながら食べる」のが太らないためには良い方法だと、前にも書いたことがあるけど、今日は絶対にムリ! お腹はペコペコだし、ビールは旨いし、カナリのガツガツ食べ (^^; 気がついたときには、もう既に粗方
食い散らかした後でした・・・・
全ての食材を食べ、ビールを各自3本を飲み干したところで時刻はPM19時。 う〜ん、毎度のこととは言え、早い。 いや、早すぎる。 確かに条件的には、「満腹」+「ほろ酔い」+「寝不足」+「疲れ」=布団が待ってる って感じなんだけど、感が外れたのか、 場所の選択が良くなかったのか、思ったほど涼しくなってない。 (どちらかと言うと、少し暑い)
もう少し遅くなれば涼しくなると思うけど、その時間まで待てるかなぁ・・・・ って、オイ! もうベッドに入ってるやんか!! ← ママ
σ(◎◎) : 「まだ暑いじゃん。 寝られるか?」 ママ : 「大丈夫! 保冷材がある!!」 σ(◎◎) : 「いや、そうだけどさ・・・・、時間が早すぎて、保冷材も夜中にはアウトだぜ」 ママ : 「大丈夫! 夜中になれば涼しくなる!!」
う〜ん、ポジティブだ・・・・ (^^; まさか梅雨が明けて、いっきに暑くなるとは思ってなかったんで、夏場の快眠には欠かせないアイスノンを今日は持参してない。 冷凍庫に常備している小さな保冷材 数個を分け合うしか手は無いのだ。 まぁ確かに体は疲れてるんで、早く横になって休みたいのがホンネ。 だけど、はたしてホントに なんとかなるか・・・? 半信半疑ながら、促されるままにベッドへ移動。
ちょっと蒸し暑いなぁ・・・ って思っていたのも、つかの間。 いやホントに「つかの間」。 バッタリと寝ちまったようで、もうそこから記憶がありません・・・・
07日(日曜日) バチッ!と目が覚めたのはAM5:30。 流石に早寝したせいもあって、いやはや気持ちの良い目覚めでした。 早朝に何度か目が覚めたけど、昨夜 寝る前にママが言い切った通り、だいぶ涼しくなってて、窓からの そよ風がなんとも快適でした。
さて、早起きしたのは良いけど、さりとてやる事は殆ど無い。 今日は帰るだけだし、途中で寄り道する予定は1箇所だけ。 移動時間、開店時間を考えても、まだ4時間もある。 う〜ん、こりゃぁ とにかくノンビリするしかないね (>_<)
とはいえ、朝食、車内清掃、洗い物 などなど を済ませても、まだ時間はたっぷり。 でも時間が経つにつれ、気温が上がってきて 車内でノンビリなんていう感じじゃない。 仕方ない、アチコチ寄り道しながら、一般道で移動することで時間調整しよう。
道の駅出発はAM7:40、県道からR4へ戻り南下。 もしかしたら開いててソフトクリームが食べられるかも・・・・ と欲を出して立ち寄った千本松牧場は見事に空振りだったり、休憩で 立ち寄った 道の駅 しもつけ では、突然 雨に降られたり と、結構 踏んだり蹴ったり な目に会いつつも、うまく時間調整が出来て、 目的地の 小山ハーベストウォーク にはAM11時少し前に到着。
毎回、山に出かけると、こ〜すれば良かった、あ〜すれば良かった、こ〜したい、あ〜したい と 反省の意味も込めた改善点が 見つかる。 そんなことの繰り返しなんだけど、その改善を直ぐにでも実行するのだ!! と、必ずと言って良いほど、帰り道に アウトドアショップに寄ってしまう・・・・ (そしてモンベルに寄る頻度が異常に高い。 今日もそう。) もちろん、そのために毎日コツコツと小銭貯金してる (^^; 今日も、なんやかやと理由をつけて、前から狙っていたコンロ(JETBOIL)と、ママ用の帽子、ソックスをゲットしました。
さ〜て、これで今回の全工程が終了、後は昼食を途中で取りつつ帰宅するだけ。 ハーベストウォーク は R4沿いなんで、このまま南下すれば帰宅できる。 だけど、R4は混雑することが判ってる。 早々にR4バイパスに移動、こちらは期待通りにスイスイで、車線も、多いし信号は少ないし、流れる速度も速い。 1時間ほどでR16との交差に到達、ココからはR16、R122で一気に帰宅。
2ヶ月ぶりの ノンビリ歩き隊出撃。 目的は達成できたけど、反省点も多かった。 (やっぱり観光登山と一緒になるキツイ) 夏に向けて本格的にトレーニングを積まなければ! と、思いつつ、なかなか出来ないんだよなぁ〜 と弱音も吐いてみる (^^; ともかく、気持ちの良い景色を堪能できたのが、一番の収穫でした。
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