「ノンビリ歩き隊 in 長瀞アルプス!」
小規模とは言え舐めたらアカンぜよ!・・・ の巻
|
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
日程 : 13年 3月 1日〜2日 場所 : 埼玉県 小川町、長瀞町、毛呂山町
はい、まいど〜 ヽ(^o^)/ 3月ですねぇ・・・・ この間 「正月だっ!」って思っていたのに、もう2ヶ月が終わっちゃいましたねぇ・・・ 世間では、受験、卒業、そして入学 と、まだまだ慌しいころ。 ウチも昨年の今頃は、ハラハラドキドキ、そしてモンモンとしてたっけ (^^; さて、話を戻しまして。 3月に入って1発目のお出掛けは、近場の長瀞アルプス。 先月の 伊予ヶ岳 は、「房総のマッターホルン」、「千葉のマッターホルン」 と言われてて 「房総」とか「千葉」とか、地域名や県名を 冠してた。 今回は、「アルプス」って、これまた随分と大それたネーミングだけど、「長瀞」って市町村名がついちゃうところがミソ。 地域名や県名から、市町村名 に、少々格下げ (>_<)
とは言え、登山経験の少ないウチから見れば、「舐めたらアカンぜよ!」、「アルプスぜよ!」って感じでありました (^^; 金曜夜出発〜土曜夜帰宅のショートキャラバンだったけど、ご当地グルメ(?)の夕食も含めて満喫してきました!
|
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
今日は楽しいお出掛けっだっ♪ てな訳で、今日 1日ハイテンションで仕事に精を出しました! (>_<) こういう時って、普通はルンルンで準備して、「はい、出発!」ってなりそうなんだけど、なぜか今夜はモタモタ。
ノンビリ歩き隊出撃だから、機材はほぼキャンカーの中。 ってことは、「着替えの準備だけ = 準備なんて楽勝!」 のはず。 でも、どういう訳か今夜は時間が掛かった。 別に用事をこなしてた訳でもないし、手間取った訳でもないんだけどなぁ・・・・ 今回は近場の長瀞ってことで「早く出発しなきゃ!」みたいな緊張感が無かったってことかなぁ・・・ (^^;
んで、結局モタモタの影響で自宅出発はPM22時。 今夜はオール一般道で移動、道の駅おがわまち まで泊の予定。 ルートは外環道直下のR298、新大宮バイパス(R17)、R16、R254と、全て国道のみ。 途中の川島町で給油と休憩、道の駅にはPM0時到着。
自宅を出発した時点で降っていた雨、予報通り大宮付近ですっかり上がって強い北風のお陰か、雲までなくなって月がクッキリ。 明日の早起きに備え、今夜の寝酒は缶ビール1本でガマン。 目覚ましをセットして、AM1時に就寝です。
2日(土曜日) AM6時、目覚ましで起床。 一度トイレに起きた時、「ん〜、あと1時間あるな・・・ でも起きちゃおうかな・・・・」 と、思ったものの、あまりに寒くて布団に 戻っちゃったら、目覚ましが鳴るまで、しっかり2度寝しちゃった (>_<)
少しづつ日の出時間が早くなってきているんで、最近じゃ6時になれば、かなり明るい。 「3月になったし、花粉の話題も毎日のように聞くようになったし、もうすぐ春なんだねぇ・・・」 そんなことを思ってた。 でも、今朝も天気予報通りに北風が強くて、気温は5度近くあるのに体感温度では、「うそ! まだ冬じゃん!!」 (^^;
寒さで すっかり目が覚めちゃったので、着替えを済ませ道の駅を出発、目的地の秩父鉄道 長瀞駅には、AM7:10に到着。 長瀞駅には、秩父鉄道が管理する駐車場が点在 (500円/日)。 駅周辺に数箇所と、R140沿いに大型の駐車場があるので、バンコン〜バスコンクラスまでOK。 クレアクラスのキャブコンなら、駅周辺の駐車場で十分対応可能なのは嬉しいところ。 駅舎周辺には観光案内所やトイレが完備されてるし、なにより500円/日とリーズナブルなところがGJ!
改札口で駐車料金を支払って、時刻表をチェック。 朝食の時間を考えると・・・・・ うん、AM9:05分発が良いかな!
朝食は、コッペパンにウィンナーやポテトサラダを挟んだ自家製サンドと、毎朝欠かせない淹れ立てコーヒー。 今日の歩行時間、距離を考えて、少しガッツリ気味です (>_<)
天気予報では北西風が5〜6mと強いとの予報だし、縦走コース(尾根コース)を歩くから、きっとマトモに風を受けるはず。 そうなると、防寒防風をしっかりしたレイヤリングにしたくなる。 でもアップダウンを繰り返すと、汗をかく量も多いから、厚着はしたくない。 なかなか難しい要求なんで、ウェアを引っ張り出しては、 「あ〜でもない、こ〜でもない、そ〜でもない」 と、ママと白熱論議 (^^; 結果、今日のイデタチ、レイヤリングは
σ(◎◎) : 吸汗速乾インナー、速乾Tシャツ、薄手のフリースに、Gore のアウター + ヒートテックタイツ、トレッキングパンツ(薄) ママ : 吸汗速乾インナー、ドライ素材のトップス、ウィンドシェル、Gore のアウター + サポートタイツ、トレッキングパンツ(裏地付)
足元は、厚手のトレッキングソックスに長距離歩きに対応してハイカットのトレキングブーツ、グローブも厚手と薄手の両方を準備。 それに、いつものお弁当や調理器具、昼食時に暖かいものを多めに取りたいので水 1.5L 、お茶、スポーツドリンクを0.5Lづつ。 結構な重装備になっちゃいました (>_<)
準備も整ったところで、いよいよ出発。 今日歩くのは、「長瀞アルプス」として紙面やWebでも紹介されているコース。
コースは、隣の野上駅から出発して、民家の間を1kmほど歩き、萬福寺の先から登山道へ。 谷沿いに登山道を登り、御嶽山(353m)、天狗山(342m)を巻いて尾根コースを進み、氷池分岐で少し寄り道予定。 寄り道後は、尾根伝いに 野上峠、小鳥峠を経て宝登山山頂に抜ける。 帰路は2011年11月に にしやんFと往復した参道コースを使って長瀞駅に戻るコースで、総歩行距離 約11km。
隣の野上駅までは160円。 ここのところ、需要と供給のバランスが悪い交通機関ばっかりで運賃が高くて辟易してたけど、 さすがに秩父鉄道は生活路線。 久しぶりに納得の金額でした。
秩父鉄道には、旧国鉄時代の古い車両が走っていて、今朝の移動中に見かけた時は古い京浜東北線が走ってた。 今回、ウチが乗った車両は、古い中央線車両。 そう! まだ国電って言ってた頃のヤツ。 σ(◎◎)が子供の頃に走ってた、車両全体がカラーリングされてるヤツ。 いや〜、なんかもう昭和にタイムスリップした感じ? もちろん車両内部も懐かしい。 なんとなく機械油のニオイがするような、そんな錯覚さえする。
残念なのは、乗車が1駅なんで3分ほどで到着しちゃうこと。 もう少しノスタルジーに浸って居たかったなぁ・・・・・ 少々名残惜しい気持ちで野上駅で下車です (^^;
野上駅では、同じように長瀞アルプスに向かう人たちが10人ほど下車。 駅前の地図でコースを確認したり、綺麗なトイレで用足しを済ませる人たちに混じって、ウチも最終確認をして、いざ出発。
最初は民家が立ち並ぶ道。 道標を確認しつつ1km、15分ほど歩くと、登山道入り口の萬福寺に到着。 この萬福寺の先が いよいよ登山道の始まり。 登山道は、いきなりの登りで、斜度もソコソコ。 コース自体が狭く、足元は削れや掘れが酷く荒れてるから、かなり歩きづらい。 えっちらおっちら 登ること40分で、最初のポイント 氷池分岐。 ここで、一旦コースを外れて、天然氷を使ったかき氷で有名な阿佐美冷蔵の氷池を見学。
正直なところ、「ちょっとだけ寄り道」って考えてた。 ところが、行けども行けども池は見えず。 今までせっかく登ってきたのに、ものすごい勢いで下っていくじゃないの〜 (>_<) 後で調べてみると、分岐の標高差80m、距離1.4km、往復30分の寄り道。 「ほんの少し」のつもりが、「かなりバテる」結果に・・・・ (^^;
やっとのことで分岐まで戻ってコースに復帰。 アップダウンを繰り返しながらの尾根コースは、楽しいし気持ちが良い。 欠点をあえて挙げるなら、眺望の無さと、休憩スペースの無さ。 眺望は、冬枯れで木立の間から見えるっちゃ見えるけど、「ぱっ!」と開けてる訳じゃない。 目の前はいつも木立で、その木立越しに 見てる感じ。 葉っぱが付いてる季節だと、きっと頭の上しか見えないねぇ。 休憩スペースは、尾根伝いのコースだから無いのは理解できるんだけど、やっぱり有ると嬉しいじゃない? (>_<)
気持ちの良い尾根歩きを満喫しつつ、野上峠、小鳥峠を抜けると、コースは一旦 車道コースになる。 まぁ、車道といっても舗装されてるってだけで、登山口で行き止まりの道。 でも、これがまたツマラナイ!
眺望があるわけでもなく、杉林の中なんで薄暗く、ダラダラ登っているだけ。 いや〜、ツマラン! ほんと〜にツマラン! トボトボと1kmほど歩いたところで、山道に戻るアプローチに到着。 思わず走っていっちゃいたい位に嬉しかったっす (^^;
やっとのことで登山道に戻った!! と喜びもつかの間。 目の前に現れたのは・・・・・ ひぇ〜 ものすごい傾斜の階段(土留め)だぁ〜 (ToT) いやはや、この段差が凄くて、1段が30cmくらい有る。 まともに登ると、常にモモ上げの状態になっちゃう。 しかも、見上げる遥か向こうまで続いてる〜
段差のヘリを旨く使いながら、文字通り えっちらおっちら登ることしばし。 「あ・・・・ もう直ぐで頂上かな・・・・」 目の前の景色、段差が突然無くなって、向こうに空が見える・・・・ ヒーヒー言いながらも、「もう少し」と言い聞かせ、やっとのことで 登り切ると目の前には・・・・・・ うそ〜ん! 今度は下ってその先がまた延々と続く階段登り〜 (ToT)
あちこちに肩で息をしながら休憩する人たち。 う〜ん、ウチも休もうかな・・・ でも休んだらココロが折れそうだよな・・・・ かと言って引き返せないしな・・・・・ (^^; もう少し、もう少し と頑張ること20分。 やっとのことで、見覚えのある宝登山山頂に到着! ひぃあ〜、長かった〜
相変わらず風が強くて時折砂埃が舞ってるけど、そこから見える武甲山や、長瀞、秩父の町並み、そして目の前に咲き誇る蝋梅。 黄色で小さく、なんとなく透明感のある花びらを持つ蝋梅がとりわけ見事で、風に乗って香ってくるその甘い香りは、砂埃も忘れて 深呼吸しちゃうほど (>_<)
時折強く吹く風で砂埃が舞う! こりゃ、ノンビリとお弁当を広げてると厳しいぞ (>_<) 砂埃をよけつつなんで、オニギリも味噌汁も ついつい早食いになっちゃったけど、それでも、熱い味噌汁、熱いコーヒーは、やっぱり格別。
最初は人出もあまり多く感じなかった山頂も、10分もすると一気に混んできた。 時間的に丁度お昼だし、みんな その時間に併せて登ってくるから当たり前の光景なんだけど、今日の混み方はすごい。 (蝋梅を見に来るってことも有るんだろうけど)
こっちがメシを食ってようがお構い無しに、10cm横をドタドタ歩く オババの集団や、お弁当を持ったまま ベンチの空き待ちでウロウロする おとっつあん。 仕舞には、まだ片付け途中なのにベンチを横取りするようにねじ込んで来るバカオヤジ。 いやはや、やっぱしココも観光登山だね。 (ケーブルカーもあるしね)
さて、人が増えてきたんで撤収しましょう。 蝋梅を愛でつつ宝登山神社 奥の院 でお参りを済ませて下山開始。 帰路は参道をひたすら下るだけなんで少々面白みに欠けるけど、それはココに来た以上、それは最初からわかっていた事。 膝を痛めないように、ユックリとマイペースで下山したんだけど、山頂直下のコースは、日陰の路肩に残雪や激しく凍りついた水溜り、 そして道の中央は泥濘・・・・・ 「いったい、どうせぃっちゅうんじゃ!!」って思わず叫んじゃいました (>_<) どうにかこうにか、麓までおりて、宝登山神社で一服。
一昨年の秋に参拝したときは、ナツの受験成功をお願いしたので、今回はそのお礼参りも兼ねての参拝。 ザックを下ろし身支度を整え、キチンとお参りしてきました。
どうしようか結論が出ぬまま、取り合えず移動開始。 長瀞駅をPM14:45に出発、近所のモンベル長瀞店に寄り道しつつR140で秩父市内経由でR299沿いの道の駅 果樹公園 芦ヶ久保へ。 道の駅のインフォメーションも使いながら、ココでもう1回、ママと綿密な打合せ。 結果、「夕食と温泉なら夕食を優先する」、「夕食は毛呂山町で」、「温泉は出たとこ勝負で。 面倒なら自宅でOK」 に決定。
芦ヶ久保から毛呂山に抜けるには、R299を飯能まで下って日高市経由で折り返すように戻るルートか、吾野から顔振峠を越えて、 鎌北湖経由で毛呂山に抜けるルートのどちらか。 走り易さなら前者、距離なら後者。 さ〜て、どうする?? 時間的に日高市内の混雑が気になるけど、混んで無ければ距離はあっても時間は短そうだしなぁ・・・・ 悩んだ末、「混んでる走り易い道より、時間は掛かっても空いてる峠道」を選択して、吾野から顔振峠へ (>_<)
顔振峠ルートの選択が、吉と出たか凶と出たかは判らない。 でもクルマが殆ど居ないルートをマイペースでノンビリ走れたことは確か。 峠と言っても、ローギヤでエンジンが唸るほどの勾配は殆ど無かったし、道が狭くてクネクネしている意外は問題なかったんで、これはこれで 良しってことにしましょ。
さて、目的地は毛呂山駅から歩いて直ぐ。 駅前のコインパーキングにクルマを停めたのはPM17:30。 今夜の目的地、夕食を食べるのは 「毛呂山食堂」さんで。
なんでも、毛呂山町は、町を上げて特産品である 豚肉、卵、柚子 を使って町おこしをしようと計画。 みんなでアイデアを出し合い試行錯誤して出来上がったのが 「豚玉毛丼」 という、ライト感覚なカツ丼なのだ! と、Webに書いてあった。 (^^;
写真を見る限り、「おぉ!!」って感じは正直なところ皆無。 どっちかっていうと「ふ〜ん・・・」って感じ。 でも、ネーミングが凄くキャッチーでしょ? 「豚玉毛丼」って書いて、「ぶったまげどん」って読むんだぜ (^^; そのキャッチーなネーミング、ママに説明したら一発で気にいって、「そんじゃソレを食べに行こう!」ってなったわけ。 (食べれるお店は毛呂山町に何店舗もあります。 詳しくはWebで 「毛呂山町 豚玉毛丼」 で検索!!)
ウチが今回お邪魔する「毛呂山食堂」さんは、Webで調べると一番多く出てくるし、リストの先頭に記載されてるお店。 そうだなぁ・・・ お店の雰囲気は須砂渡食堂を少し小ぶりにしたような、町に古くからある食堂って感じかな。
お店に突入したのはPM17:40、まだお客さんも少なく、こじんまりとしたお店でも、すんなり入れました。 一応メニューを見るものの、お目当ては決まってるんでポーズだけ (^^;
「 すいませ〜ん! 豚玉毛丼を2つ!」 、「 は〜い、ぶったげどん2つね!」
そんなヤリトリ。 もちろん厨房にオーダーを伝えるときも
「ぶったまげどん、2丁!」 、 「あいよ〜、ぶったまげどん 2丁ね〜」
って、言ってる (>_<) 写真を見て、おおよその見当は付いているものの、はたして どんなドンブリが出てくるのか・・・・・ 待つこと5分ほど。 目の前に出てきたソレは・・・・ あっ、蓋がしてあった (^^; 蓋を開けると、柚子の香りがプ〜ンと香ってきて、もう空腹でお腹がグ〜グ〜言ってたからガマンが・・・・・
肝心の味はっていうと、「ウマイ!」 でも、広告にあるように「ぶったまげる美味しさ!」って程ではない・・・・・ ネーミングの割りに、味も見た目もインパクトが無いって言うか、普通って言うか・・・・ (>_<) ハズレじゃ無いけど、アタリかっていうと、それも微妙にニュアンスが違うような、芸人がやっちゃいけないような中途半端加減っていうか・・・ 最終的には、「お勧めするほどじゃないけど、ソコソコ美味しいので、気になる人はどうぞ」って感じかな? (^^;
ともかく満腹にはなったんで幸福感一杯でクルマに戻ったんだけど、疲れもあって もうこの後の風呂が面倒くさくなっちゃってる。 ママも同じ様子なんで、温泉は諦めて帰宅することに。
このアタリからだと道に明るくないんでナビ子さんにお願いして川越あたりまで誘導してもらいながらの帰路。 ルートは、県道39号→鶴ヶ島JCT→川越市的場経由で川越小仙波→R254→埼大通り→R17バイパス→R298 のオール一般道。 PM20:10に無事に自宅に着きました。
ショートキャラバンで少々疲れが残ったけど、それでも体を使ってストレスは十二分に発散できた。 これで筋肉痛が残らなければ完璧だ!
|