「ノンビリ歩き隊 in 奥多摩 鳩ノ巣渓谷!」
久しぶりのお出掛けは、足慣らしの山歩(サンポ)で! の巻
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日程 : 12年 7月 22日 場所 : 東京都 奥多摩
まいど! お出掛け直後の海外出張で、1週間遅れのアップです (^^; あれ? そういえば前回のお出掛けレポでも出だしは同じだったような・・・・・・
いやいや、それにしても1ヶ月以上お出掛けできませんでした。 それというのも、σ(◎◎)の海外出張(中国)が入っていたり、家族で 入院騒ぎが起きたりで、毎週末も予定がギッシリ。 そんなドタバタの1ヶ月間を過ごしてたんだけど、やっとのことでここにきて入院騒ぎも含めて、 もうそうなったら、お出掛けするっきゃ無い。 この1ヶ月間、一番頑張ってくれたママへのお礼も兼ねて、久々のお出掛けで、ここ暫くのストレス、憂さを発散しないとね!
もうσ(◎◎)なんか、「久々のお出掛け・・・」 そんなことを、考えた瞬間、押さえ込んでいたはずの「お出掛けしたいモード」が大爆発! 気分はすっかり、遙か彼方の青空の下 (>_<) ホントのことを言えば、このお出掛けの数日後にまた海外出張で準備しないといけないんだけど、「今はもうどうでも良い!」って気になってる。 「無理にでも出かけないと、ストレスで胃に穴が開いて、σ(◎◎)が入院しちゃいそう!」 てのが本音かな (^^;
急遽決めた無理やりな行動なので、もちろん制限事項もいっぱいで、朝出発の日帰りという非常にタイトなスケジュール。 「久々のお出掛けなんだから、もっとゆっくりすれば良いのに!」って声も聞こえてきそうだけど、ソコはほら、ね? σ(◎◎)もママも アルチュウ(歩き中毒=歩中=アルチュウ) だからさ (>_<)
でも、森林浴したり、川のせせらぎを聞いたり、ゆっくりと温泉に浸かったり と、短時間でも ばっちりストレス解消! ショートキャラバンだったけど、楽しくて気持ち良くすごせました。
もうすぐ夏! やっぱり英気を養うためにもお出掛けは必須!! と実感しちゃったなぁ・・・・
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朝から娘のナツが合宿、最寄り駅に早朝集合が掛かってるんで、流石に親だけが前夜からお出掛けって訳にもいかず、ナツを最寄り駅に 送りがてら出発しちゃおうって目論見の
眠い目をコーヒーでこじ開け、ナツの友達を拾って駅に送り届けたのはAM5:20。 さぁ! そんじゃ我々も出発しますか!! あまりにも久々のお出掛けなんで、気がつくと鼻息が荒くなってました (>_<)
朝出発の日帰り旅という強行スケジュールなんで、今回はあんまり無理できないから、場所は近場の奥多摩の鳩ノ巣渓谷。 高速を使っちゃえば2時間ほどの距離なんだけど、 ルートは、ナツを送り届けた最寄り駅から、通勤で使い慣れた道をたどって和光市、 走って関越道 大泉ICから高速へ。
青梅ICからあとは、ナビ任せ。 都道44号(岩蔵街道)、63号で、青梅駅前を抜け、R411に合流してJR鳩ノ巣駅にでるルート。 まだ日曜日の早朝なので混雑は皆無、駅裏の公共駐車場にはAM7:20に到着。
「AM8時を過ぎたら混んじゃうだろうなぁ・・・」
ってボンヤリ考えながら走ってた。 気にしていた時間より1時間も早く着いたんで、「こりゃ大丈夫だな・・」なんて、な〜んにも疑いもせずに 駐車場に行ったら・・・・ えっ? なに? もう満車? (^^;
乗用車なら、あと2〜3台は停められる感じだけど、キャンカーはちょっとムリ。 しばし次の手を思案。 歩くルートを考えると奥多摩駅周辺でも良い。 それとも古里駅の方まで戻るか? 奥多摩駅の駐車場が有料なのは分かっていたけどセニハラハカエラレナイ ← そんなこと出来たら大変 (>_<)
深く考えても空っぽの頭では妙案が出るわけも無く、しかたなく奥多摩駅近くの町営氷川駐車場(700円/日)へ移動。 ここの駐車場、有料だけど1日単位だし、管理人さんがちゃんと見回ってチェックしてくれてるから、安心していられる。 安心料だと思えば安いもんかな (^^;
氷川駐車場にはAM7:40に到着。 こちらはまだまだガラガラ。 7月半ばだというのに、ここ数日は都内でも涼しかった。 涼を求めてやってきた奥多摩は涼しいのを通り越してTシャツ1枚だと寒いくらい。 こりゃ、レイヤリングが大変だ (>_<) 薄手のものを重ね着して、上着はとりあえずザックの中ってことで決着、早速、歩きだす準備。 あっ! ルートガイドを忘れてきた! (^^;
駅近くのビジターセンターだって、まだ開館前の時間だしなぁ・・・・ どうすっかなぁ・・・・
まぁ、そんなことでいつまでも困ってても仕方ない。 駅とか、駅前の案内所とかにマップがあるかも知れないし、いつもの 「まぁなんとかなるでしょ!」 てなノリでAM8時に駐車場を出発。 奥多摩駅に向かう途中、ダメもとでビジターセンターに寄ってみたんだけど、案の定 開館にはあと1時間ぐらい待たないといけない。
「ん〜、残念! やっぱし無理だったか!」
と、諦めかめた時、ふっとガラス扉を見ると、内側からだけどマップの見本が貼ってあるのを発見! おぉ! 写真に撮れば良いんじゃん!! ちょっとラッキー♪
ママとそんなことを話しつつカメラを取り出していると、隣で開館準備で掃除をしていた係りのおねぇさん に声を掛けられた。
「マップですか? どうぞ中で貰ってください! 良いですよ〜」
だって!
「えっ? 開館前でも良いんですか?」 「はい、大丈夫ですよ! どうぞどうぞ!」
おおぉぉ! やっさしい おねぇさん!!! 中にいた受付のおにぃさんも、「はい、どうぞ!」ってマップを手渡してくれて、とっても気さく。 こういう公営のところって、なんでも杓子定規で役人的って思っていたんだけど、中には臨機応変に対応してくれる、こんなニコヤカな 爽やかな人もいるんだね! もうヒデキ感激! (^^; ← ヒデキじゃないぞ! オデキもねぇぞ!
心配していたマップは無事に入手できた。 よ〜し! これで不安は一掃! 開館前で一服しながら、まずは入手したマップをママと目を皿のようにして吟味。 当初は、奥多摩駅から電車に乗って古里駅へ移動、奥多摩駅に歩いて帰ってくるつもりだったけど、マップを見ていると、どうやら 逆コースの方が良さそうってことが分かった。
そうと決まれば早速歩き出しましょ! マップによると、コースはこんな感じ。
(1)全体では駅で言うと、奥多摩駅、白丸駅、鳩ノ巣駅、古里駅 の4駅分を歩くコース (2)奥多摩駅〜白丸駅間は、舗装路中心の寒村の道 (3)白丸駅〜鳩ノ巣駅間は、渓谷沿いのコースのはずだったんだけど地震の影響が残っていて渓谷沿いコースは閉鎖。 国道沿いのつまらないコース。 (4)鳩ノ巣駅〜古里駅間は、今回のコースの大本命。 山間コース、渓谷コース、尾根コースと変化に富んでいて歩き応え十分。
ビジターセンターを出発したのはAM8:10。 まずは国道に並行して走る都道をしばらく進み、氷川水力発電所を目印に寒村の中を走る細~い路地へ。 路地は途中から未舗装のハイキングコースに変わりなかなか気持ちが良い。 ところどころで、道端で農作業してるばぁちゃんと挨拶を交わしたりするのも良いよね。
このコース、途中に綺麗なトイレ、休憩スペースなんかが適宜配置されてて、とっても歩きやすい。 天気が良いとき、新緑のとき、紅葉のときは、きっと混むんだろうね (^^;
歩きはじめて小一時間、白丸駅に出る手前の休憩スペースでコーヒータイム。 いつもだとコーヒータイムじゃなくて、たんなる休憩なんだけど、今回はオヤツを忘れてきちゃったから、糖分補給するには これしか手が なかったんだよね (>_<)
30分ほどノンビリとお茶して再出発。 先にも書いたんだけど今回は地震の影響が残っているので渓谷沿いコースは通行不可。 しかたなく国道に出たものの、どう考えてもツマラナイ。 しばし思案・・・・ ん〜? 道路の反対側に「遊歩道」って、魅惑的なフレーズがかいてある看板が! おぉ! その以外にも駅に向かう 国道よりは間違いなく面白そうってことで迷うことなく、極細の露地をチョイス。
「これって人が通ってるのかな?」って考えちゃうくらいの細い道。 すれ違いどころか、お相撲さんクラスだと、まっすぐ前を向いて歩けない んじゃない? って位の道幅 (^^;
「このまま進むと、人の家に入っちゃわないかな」 なんて思っちゃうような道なんで、ドキドキしながら、キョロキョロしながら歩く羽目になった けど、これはこれで面白い。
そんな道を先に進むと、無人駅の白丸駅のホーム中ほどに、いきなり出ちゃった。 あれ? どうすれば良いんだ? 良いのか? これ? よ〜く見ると、ホームの端っこから外に出られるようになってる。 まるでホーム自体が道の一部みたい。
でも面白かったのはここまで。 マップを確認すると、白丸ダム手前から側道に入ると、国道とはしばらく離れられるみたい。 そこまで急ぎ足で歩き、やっと一息。 その側道、綺麗なトイレ付の立派な駐車場がある。
あれ? ここって鳩ノ巣駅の近くだよね? 鳩ノ巣駅裏の駐車場より、何倍も環境が良い駐車場なんだけど・・・・ (^^; しかも、駐車場を示す看板もないし国道から外れてるんで、この時間でもガラガラ。 マップには駐車場マークが記載されてるんで 使うこと自体は問題ないみたい。 駅まで歩いても5分程だし、こっちの方が断然良いじゃん! しかも無料だぞ!
次回はこっちに停めるぞ!と、心に固く誓って再出発 (^^; さて、ここ白丸ダムからのコースが、今回歩くコースの中でも大本命。 白丸ダムを横切ると、そこからは山間コース、渓谷コース、尾根コースと続く3kmほどの道のり。 距離は短いけどアップダウンが結構激しく、久々出撃の歩き隊には、少々難敵。
幸いなことに時間はまだ午前中。 とにかくゆっくり、じっくりと進みましょ。 途中でトイレや一服の休憩を何度か挟み、このコース一番の眺望を誇る展望台に到着したのはAM11時。 お昼には少し早い時間だけど、既にお腹は空腹モード全開 (>_<) さて、それじゃお昼ご飯にしますか!!
メニューは毎度おなじみのインスタント味噌汁+コンビニのオニギリに食後のコーヒーという、定番メニュー。 お昼ご飯を食べた展望台は、決して広いとは言えないんだけど、風通しもよく、景色もなかなか。 この景色を見ながら頬張るオニギリってのも結構オツなもんです (^^;
空腹も手伝って、見た目は少々寂しいインスタント+コンビニのオニギリでも、そりゃぁ三ツ星レストランなみに旨い。 これにハマッてる理由かもしれないね。 この展望台はマイルストーンになっているので、次から次へと人がやってくる。 今まで歩いてきたルートでは、時々、ほんとに時々しか人とすれ違わなかったし、前を歩く人も、追い越していく人も居なかった。 なのに、ここには沢山のトレッカー、ハイカーがやってくる。 食後のコーヒーも、チンタラ飲んでたら申し訳いくらいに人がやってくるんで、パパッと済まて再出発準備。
時刻はAM11:30、さて再出発しますか! ここからは古里駅まで下りが中心。 最初のほうは結構な勾配、狭い尾根道なんで、気をつけないと滑るし、なにより膝に来ちゃう。 とにかく慎重に、慎重に・・・・・
このコース、廃墟一歩手前のホテルの中を突っ切るコース設定もあって少々気味が悪かったり、かというと人家の直ぐ隣の道だったり、 しばらく歩くと今度は渓谷沿いコースに戻ったりと、ホントに変化に富んでて飽きない。 最後の橋を渡ったあたりで舗装路に出ると、あとは駅に向かうだけとなり、今回の歩き旅がほぼ終わりだってわかる。 この舗装路に出たあたりはクルマの通りもソコソコあって、駅に近づくにつれて建物やクルマの走行音が多くなり、少々興ざめしちゃうけど それはこういうコースを歩く以上、仕方ないのかな・・・・ ホントは最後まで気持ち良く歩けると嬉しいんだけどね (^^;
久しぶりに歩いたママが脚に来てたんで、ゆっくり歩くようにしてたんだけど、やっぱり舗装路はつまらないだけじゃなくて、膝や足首、 足裏にキツイね。 古里駅にはPM12:40に到着、ここでの電車待ちは20分ほど。 無人駅のホーム、地べたに座り込んで一息入れるって、今思えばなかなか出来ないことだし、あらためて「ここって東京都だよね!?」って 聞き返しちゃうようなシチュエーションでした。
青梅線に乗るのは、昨年春の「むかし道」以来 2度目。 とってもローカルな雰囲気と、生活の足+トレッキングの足として活用されているのは変わっていない。 ボタンを押さないとドアが開かないってのも21世紀になった今では珍しいよね。
乗車はほんの10分ほど。 ガラガラの車内、ちょっとお行儀が悪いけど、椅子に座って足を投げ出してノンビリと車窓を楽しみました。 (乗車中の1/3はトンネルだけど・・・) 奥多摩駅から氷川駐車場までは5分も掛からず。 すこし雲行きが怪しくなってきたので、
今回の温泉 もえぎの湯 は駐車場から歩いて5分ほど。 階段を上がったり下りたりするのは、「歩き終わった!」って思っている体には少々ツライけど、それもご愛嬌。 少し混雑してたけど、それでもノンビリと湯に浸かり、歩き疲れた体と、ここ1ヶ月のストレスを、たっぷりのお湯でさっぱりと洗い流しました (おぉ! 文学的な表現!!)
小一時間ほどの入浴、湯からがって来ると、なんと男湯は入場制限が掛かっているほどの大盛況! σ(◎◎)が入ったときはそんなことやってなかったから、ギリギリセーフってことだよね!? いやいや、ラッキーでした。
クルマに戻って一服。 後は渋滞を意識しながらノンビリと帰るだけ。 思い出した。 考えてみると、今日はオヤツを忘れたので糖分をほとんど摂取していない。
ママと相談の結果、今朝来るときに見つけた 喫茶店(カフェってヤツね)に立ち寄って そうと決まれば早速行動。 こういうときのママの行動は早く、あれ?って思ってるうちに助手席で「はやく!」って顔して待ってます (^^; 氷川駐車場を出発したのはPM14:30。 お店を見落とさないように、R411をノンビリと走ること15分、駐車場も広くキャンカーでも問題ない、「炭火焼珈琲 らびっと」へ。 お店はログハウスで、上品な音楽が流れる店内、奥さんが一人で切り盛りしてる。
珈琲(注:コーヒーではなく、珈琲)も本格的な淹れ方で、とっても美味しく、なんだかσ(◎◎)には不釣合いな感じすら・・・・ でも、なんだかとっても癒される不思議な空間でした。
「らびっと」を出発したのはPM15:30。 さてさて、後は本当にノンビリ走って自宅に帰るだけ。 時間的に、高速の渋滞は覚悟の上なんだけど、はたしてどうかなぁ・・・ R411から都道に移るあたり、青梅駅周辺は予想より車が少ない気がする。 でも、問題は関越道だよね。 すんなり走って圏央道に到着、真っ先に電光掲示板に目が行く。 それによると案の定 関越道は 鶴ヶ島〜川越間に渋滞情報。
ん? でも6kmを15分? そんなん渋滞のうちに入らんだろ? 手も考えたんだけど、この程度なら関越道でも問題ないかな? でも、関越道って、ドコドコまで渋滞って出ていても、そのドコドコにいくと、いつの間にか 「ドコドコまで」が、「ドコドコから」に変わってて、 結局ず〜と渋滞!ってのが良くある。 だから油断しちゃいけない (^^;
半信半疑で圏央道から関越道に入ったものの、結局は思ったほどの渋滞でもなく、川越の少し先からはガ〜って一気に流れました。 (でも結局は渋滞原因が良く分からないまま)
関越道 所沢ICで一般道へおり、R254、R17、R299と乗り継いで、無事に自宅に到着したのはPM17:35でした。 急に決めたお出かけ、日帰りだし近場だったけど、ストレス発散には十分でした。 これも普段から、「いつでもお出掛け上等!」って感じでキャンカーに準備してるから
さ〜て、ストレスも発散したし、数日後からの海外出張、がんばって乗り切るぞ〜!!
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