「 ノンビリ歩き隊 in 武蔵御岳山! 」
久し振りのトレッキングを兼ねて厄払い・・・!? の巻
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日程 : 11年 5月 7日 場所 : 東京都 青梅市(武蔵御岳山)
まいど〜 ヽ(^o^)/ GW 2回目のお出掛けは、日帰りで東京は青梅市にある御岳山です。
今年のGWは、σ(◎◎)は10連休という無駄に長い休みだったんだけど、諸事情により長期キャラバン出来ないので、 GW最初の福島県会津地方 1泊2日 と、GW最終に 御岳山への日帰り の2本立て。
東北地方、その後の原発事故に端を発する大震災以降、いろんなトラブルやハプニングに見舞われ少々めげていたんだけど、 それもここにきて少し落ち着きをみせてきた。 気になることがあるのなら、それを払拭するしかない。 もちろん自力でなんてなかなか無理。 困ったときの神頼みって良く言われるけど、思いつくのはやっぱりそれ。
いろいろ考えたんだけど、日帰りでいける範囲、以前から気になっていたってことで、武蔵御岳神社を擁する武蔵御岳山へ行き、 周囲に点在するパワースポットもトレッキングしながら回って、パワーを貰いつつ、お参りして厄払いすることに。
2ヶ月ぶりのトレッキング、少々鈍ったこの体で、どうなるでしょうか・・・・・?
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眠いっス!! (>_<)
自宅出発はAM5:30。 もう高速も混んでいないだろうけど、1週間前の悪夢が脳裏をよぎり、やっぱり早めの出発。 (^^; 給油しつつ、R298、R17、R16 を乗り継いで狭山ICから圏央道に入り、すぐのPAで一服、ここまでは順調に走れた。 ここからはナビ頼り。 といっても、前回レポにも書いた通り、ヒジョーに頼りにならない怪しいナビなので、マップを常に確認しながらの、 なんとも面倒くさいドライブ (>_<)
それでもなんとか目的地の御岳山ケーブルカー 入り口に到着。 ここから、キャンカーには非常に厳しい上り坂を登れば、目的地の滝本駅、そして滝本駐車場(1000円/日)だ! 自家用車なんで、楽勝だろうってタカをくくって上り坂へアプローチ。
ところが、前を走るトラックに追いついたとたん、そのペースに巻き込まれてペースダウン。 と、流石は年代モノのセカンドカー (>_<) オートマが滑り出したみたいで、唸るだけで登っていかない・・・・ なんとかかんとか誤魔化しつつ、最後の激しい登りをクリアして駐車場に到着したのはAM7:45。
御岳山のトレッキングは前から気になっていたものの、駐車場の情況が判らず躊躇してて、実は今回が初めて。 実際に来てみて判った事、それは・・・・ 「駐車場は夜間閉鎖」 「最後の最後で物凄い登り傾斜で、こりゃキャンカーは無理」 「もちろん大型も無理」
ちょっと下に民間のPがあって、こっちはフラットなんだけど、開いてなければ入れないから、やっぱり夜間は無理。 ここにキャンカーで来るには、鳩ノ巣Pで泊、電車で御岳駅、そこからバスで滝本駅までって感じかな。
さて、話を戻して。 自宅出発時に準備は万端なんで、到着、即出発が可能。 そそくさとザックを背負いケーブルカー駅へ。 次のケーブルカーはAM8:22って言ってたから、トイレいって一服して・・・ なんて思っていたら、「はい、臨時が5分にでます!」 えっ? 臨時? 出るの? え?え? 急げ?
なんだか急げって雰囲気なんで、とにかく慌てて切符を買ってケーブルカーへ。 まだ時間も早いので乗客は7組ほどで、車内はガラガラ。 ほどなく出発、ほとんど揺れることも無く、す〜っと滑るように 登っていく。 「御岳登山鉄道」なんて仰々しい名前がついてて、登山電車でっす!ってな感じなんで、ガッタンガッタン揺れる、無骨な感じだと、 勝手に思っていたんだけど、流石は21世紀! 登山電車もスマートなのね (^^;
高低差420m、距離1100m、最大勾配25°の物凄い急勾配を6分ほどで登り切り、御岳山駅にはAM8:10すぎに到着。 トイレ、そして待望の一服、シューズの紐を締めなおし、いざ出発! 今日歩くルートは、
御岳山駅 → ビジターセンター → 神代欅 → 商店街 → 武蔵御岳神社 → 長尾平 → 七代の滝 → 天狗岩 → ロックガーデン → → 綾広の滝 → お浜の桂 → 天狗の腰掛け杉 → ビジターセンター → 御岳山駅
で、約6kmのコース。 御岳山駅を出発したのはAM8:15。 いつも通り、アタリをキョロキョロしつつまずはビジターセンターへ。 御岳山駅で、散策イラストマップを入手しているものの、漫画チックなつくりなんで距離感もい判らないし、方向感覚も微妙。 ビジターセンターで詳細なマップが貰えるってことで向かったんだけど、時間が早すぎて開館してない・・・ (>_<) 30分も待つのは、ちょっとなぁ・・・・ 手元には、微妙なマップしかないけど、まぁなんとかなるでしょ!
ビジターセンターから、武蔵御岳神社までは舗装してあるルートだけど、なんつっても上り勾配がかなりキツイ。 帰りも同じルートだから、歩きつかれた膝には相当に負担がかかることが簡単に想像できる (>_<) 土産、食事が出来る商店街も、AM9時前なんで開店準備中。 むかし、おねぇさんだったと思しきお店の人に
「おにぃさん、帰りに寄ってってねぇ」
なんて声をかけられる。 う〜ん、場末のスナックじゃないんだから・・・・ (^^;
一つ目の鳥居をくぐり、随身門を抜け、長〜い石段を登った先に、二つ目の鳥居。 この鳥居をくぐった先に武蔵御岳神社がある。 御岳神社の狛犬は狼とされ、日本武尊(ヤマトタケルノミコト)に由来する神社だそうです。 「お犬様」をご神像として奉られているとのことで、ワンコ連れで参拝されているかたも多いそうです。 (当日も居ました) ※ケーブルカーにもワンコを乗せられます お札、お守り、絵馬などにも、「お犬様」が描かれていて、古くから信仰の対象だったようです。
しっかりとお参りし、厄難を祓っていただけるようお願いし、お守りも頂いてきました。 こちらの神社には、多くの神様が奉られているようで、日本全国の著名な神社で奉られている神様をお迎えしてるようでした。
お参りも済ませ、お守りも戴いた。 さぁ、それではトレッキングの世界に突入です (^^; 微妙なマップによると、ここから先は登山道と遊歩道だけになるらしい。 気を引き締めていかないとね!
緩やかな下りルートは、土の上に落ち葉が敷き詰められたような感じで、とっても歩きやすい。 最初の休憩ポイントになる長尾平でトイレと一服。 ここからしばらくはトイレが無いので、行っておかないと後悔しちゃうかもです。
長尾平の入り口から左下方向に伸びる、長くキツイ下り階段をひたすら下ると、七代の滝。 いや〜、この下り階段がまたキッツイ。 それなりに整備はされているんだけど、段差も大きいし不均一。 昨年、棒の折山の下りでヒドイ目にあっているんで、いきおい慎重になっちゃう (>_<)
一歩一歩確実に、膝に、股関節に負担が掛からないようにゆっくりと下る。 この下りだけで20分以上。 やっとのことで、七代の滝に到着。 すっごく水が綺麗で、こじまんまりとした滝なのに、なぜかすっごく見とれちゃう。
オヤツタイムで小腹を満たして再出発。 ここまで相当下ってきたので、ここからは物凄い上り (^^; すっごく狭い鉄製の階段が設えてあって、そこを登るんだけど、階段を登ると木の根っこの大群。 また階段、その先は木の根っこ と、 ひたすらコレの繰り返し (>_<) 階段も斜度がキツくて辛いけど、木の根っこの大群も、これまた非常に歩きづらい。 気を付けないと、足を引っ掛けたり踏み外したりしそう。 足を挫いちゃったら大変なんで、ここも慎重に (^^;
やっとこ登りきったところに、マイルストーンになる天狗岩。 この天狗岩を巻くように左に進み、渓流沿いのルートへ。 この先が楽しみしてたロックガーデン。 緩く登ったり下ったりを繰り返す渓流沿いのルートは、毎回楽しい。 ウチが一番好きなシチュエーションかもしれない。
ここ御岳山でも、期待通りになかなか楽しませてくれました。 きっと真夏でも涼しいんだろうなぁ・・・ (虫が凄そうだけど) 天狗岩から歩くこと30分弱で、ロックガーデン中腹の休憩ポイントに到着。 まだ時間はAM11時なんだけど、お腹がグーグー言ってるんで今日はちょっと早めのランチをここで。
ランチって言っても、いつも通りのオニギリなんだけど、今日はプラスしてインスタント味噌汁も持参。 オニギリだけだと寂しいけど、味噌汁がつけば満足感も違うし、なんか豪華になった気分でしょ (^^; ノンビリとランチを取ったら、もちろん食後はコーヒー。
やや肌寒いくらいの気温ってこともあり、味噌汁を用意したのは大正解! お腹も膨れて満足感もあり、温まることが出来て、なんとなくだけど寂しい感じも薄らぐ (^^; 次回も必ず持っていこうっと!
40分ほど、ノンビリと昼食、コーヒーを楽しんで、休憩所を出発。 ここからはロックガーデンの後半、巨岩が連なるステージ。 ところどころ苔むした岩の上を歩くんで、滑らないように慎重に進む。 楽しい気分で歩いていると、そんな時間は「あっ!」ちゅう間に過ぎちゃって、気がつくと 綾広の滝 に到着。 この滝は、武蔵御岳神社の修験者が滝行をする場所らしく、水量は多くないものの、凛とした佇まいでキレイな滝でした。 ここから折り返し点になる、大岳山ルートとの分岐はすぐ。 渓流沿いの緩やかな上り坂を惜しむように歩き、折り返し点で遊歩道が終了、ここからの帰りルートは登山道を歩く。 いつも帰りは、ワクワク感が無くなって、「あぁ、もう帰りルートだ・・・・」って残念な気持ちで、淡々と歩くせいか、毎回つまらない思いをしてる。 「今回もそうかなぁ」 なんてママと会話してて気がついたんだけど、周りは巨木が多かったり、捻くれた木があったり、新緑が物凄く見事だったり、 ルート沿いの花が綺麗だったりと、見るべき箇所が多くある。
幸い、前後にほとんど人影が無いので、マイペースで立ち止まったり、話し込んだりも出来る。 そんじゃぁ今日は、そういう感じで歩いてみるか! もしかしたら楽しいかもしれないし (^^;
ルートは山肌を縫うように整備されていて、緩やかに上ったり下ったり。 歩きやすいし飽きずに歩けたのも、そんな事を考える余裕につながったのかな? 朝から怪しい天気だったものの、ここまでは何とかもってた。 でも、折り返しを過ぎたあたりから、ときおり顔に霧雨のような雨粒があたる。 頭上は木の枝が覆いかぶさっているので、木漏れ日ならぬ、木漏れ雫 のようだ (^^;
最後のマイルストーン、天狗の腰掛け杉 に到着したのはPM12:10。 なんの前触れも無く、とつぜんドーンと巨木が現れたんで、「うわっ! なんだこれ! めちゃくちゃ太ってぇ!」って見上げたら、 その巨木が 天狗の腰掛け杉 でした (^^; あまりの巨木加減(そんな言葉あるか?)に、とにかくビックリ! とにかく太っとい! しかもカギ状の枝も太っとい! これは一見の価値があるなぁ・・・・ 天狗の腰掛け杉 を過ぎると、後は 長尾平〜武蔵御岳神社下〜商店街 を抜けて駅に向かうだけ。 でも問題なのは、出発直後に心配した勾配のキツイ坂道(帰りは下りね)が待っていること・・・・ 案の定、相当に足に来てたみたいで、この急な長い下り坂はかなりの辛かった〜 (ToT)
御岳山駅に戻ってきたのは、PM12:45。 約6km(ガイドマップより)のルートを、休憩・ランチを含めて4時間30分。 2ヶ月ぶりのトレッキングなんで、軽めの距離を選んだつもりだったけど、七代の滝 に向かう、長〜い下り階段ルートが思いのほかキツくて、 またもや足がやられてしまいました (>_<)
駅に着いて、待望の一服が旨かったこと! (^^; PM13:20発のケーブルカーで下山したら、雨はほとんど降っていなくて、見上げる山頂付近は白く煙って見えました。 ほんの6分間の乗車時間とはいえ、標高が随分違うっていうことを体感した瞬間です (>_<)
滝本駐車場をPM13:45に出発、近くに所望の温泉施設が見当たらないので、このまま帰宅することに。 途中、狭山のラーメン屋 「南京亭」に立ち寄って、ガッツリと2回目のランチ。 一般道も混雑しておらず、R16、R254、R17、R298 と乗り継いでPM16:50 に無事帰宅しました。
整備されたルートで比較的歩きやすく、それでいて楽しめた御岳山トレッキング。 お参りもできたし、満足感の高いお出掛けでした!
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