「 西沢渓谷トレッキングと秩父でカキ氷!」
歩き疲れた体を癒してくれたのは天然氷・・・ !? の巻
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日程 : 10年 9月 3日 〜 9月 4日 場所 : 山梨県 山梨市(旧 三富村) 、 埼玉県 秩父市(長瀞)
はい、まいど! 9月最初のお出掛けは、まだまだ続く猛暑、酷暑をさけて少しでも涼しい所に行きたい! でも夏休みキャラバンの後だから、遠方はさけて近場にしたい! という2つの要求を満たす場所、西沢渓谷に行ってきました。
埼玉県と山梨県の境目、雁坂トンネルの山梨側基点のソバにある西沢渓谷。 標高だけなら奥日光の戦場ヶ原とほぼ同じ。 それならきっと涼しいはず!!! そんでもって帰りしなにテレビとかでもお馴染みの天然氷で作る絶品かき氷を食べて、 体の中からも冷しちゃう!って計画。
最近お馴染みのママとの2人旅なんで、とっても身軽でお気楽なキャラバンでした。 そんではいって見ましょう!
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3日(金曜) 今日は久々のお出掛け! でも近場なんで気持ちに焦りは無く、「まぁ、ノンビリ行けば良いんじゃない?」ってな感じで緊張感無し (>_<) 前日にあらかた準備しておいたので、着替えなんかを積み込むだけで済んだこともあって、ノンビリした割にはいつもより早いPM20:35に 自宅を出発。
今日の目的地は西沢渓谷。 ETC割引が無かった頃、山梨に向かうのに良く使ったルート上にあって、いつも気になってた場所。 現地は山奥なんでコンビニも相当の距離を走らないとないから、事前の買出しが重要。 まずは自宅ソバのジャスコで、今夜の一杯、明日の朝食、昼食、夜食と結構な量の食材を買出し。
今夜のルートは、R298、R17、R16で川越に出て、R254を北上。 花園付近でR140に合流し、皆野寄居バイパス(有料)を利用しつつ秩父を通り抜け、荒川村、大滝村をぶっ飛ばし、彩甲斐街道へ。 自宅からエアコンをつけずに、ずっと窓全開で走ってきたんだけど、やっぱりどんどん涼しくなってる。
クルマにつけてる温度計によると、自宅出発時は32℃。 小川町付近で29℃、寄居付近で27℃、秩父市内で25℃。 大滝村付近では、22℃位まで下がってきて、窓に肘を掛けて運転してると、肘が冷たくなって痛いくらい。
「やっぱし、木や土、水が豊富なところにくると涼しいね〜」なんて、ママと会話しつつ快調にドライブしていると、激しい登り坂の途中で、 ヘッドライトの明かりの中に突然 動くものが!!! 真っ暗な夜道、ライトの中に現れたそれは・・・・・・ 鹿の親子でした (>_<) そういえば、数年前にこのルートを使っていたときも、よく見かけたっけ。
その後は鹿も現れことなく順調に走り、久々の雁坂トンネルへ。 ほぼ直線のこのトンネル、すっごく長いんだよね〜 飽きるんだよね〜 でも他に逃げようが無いんだよね〜 (ToT) 料金は値上がりもせず710円。 料金所を過ぎて少し行ったところ、大きなRのついた橋の下が、西沢渓谷の駐車場。
到着はAM0:45。 買物して一般道でノンビリ走ってきたとはいえ4時間も走ってたみたい。 どうりで結構シンドイはずだ・・・・・ (^^; 泊まっている車はウチのほかに3台。 ほぼベストと思われる場所をゲット。 気温は19℃、空には満天の星。 予想と言うか期待と言うか、ともかく思い通りの気温、天気に思わずニンマリ。
窓、エントランスを網戸にして全開にしておけば、ビールを軽く引っ掛けてるうちにエンジン熱も冷めて、寝るのにはバッチリの状態。 AM2:00少し前に就寝です。
AM6:00起床。 もちろん昨夜は寝たのが遅いので寝不足・・・・・ 携帯のアラームが鳴っても、なかなか起きれなかった。
今朝の気温は17℃。 朝方、やっぱり寒くてベントを止めて窓を閉めた。 昨日までの熱帯夜が遠い昔のことみたい (^^; 眠い目を熱いコーヒーでこじ開け、ランチッパックで簡単な朝食。 駐車場にはクルマが見る見る増えていき、渓谷へどんどん出発していく。
西沢渓谷は、駐車場から基点のネトリ橋までが約1km、そのあと渓谷沿いに4km、終点から旧 森林軌道(トロッコ軌道跡)が5km。 ネトリ橋から駐車場へ戻るのにまた1kmあるから、合計で12kmの道のり。 今年に入って、何箇所か歩いたけど、その中でも最長で、今までの倍近い距離。 オマケに結構ハードなルートもあるみたい。
準備を整え出発したのはAM7:20。 今日のためにママはザックを新調。 フィッティングを重視してドイター製の14Lモデルで、なかなか良さそう。 駐車場から最初の600mほどは舗装された歩道、その先から林道になる。
基点となるネトリ橋のトイレで用を足し、いよいよ西沢渓谷へ突撃!! ここからは10kmは、一方通行だから、嫌でも歩かなくちゃ いけないのだ! わははは (^^; ここから二俣吊橋までは、左手下に笛吹川を見つつ比較的フラットなルート。 が! この吊橋から先に行くとルートが一変!
吊橋から先へ行くと、大久保の滝、三重の滝、竜神の滝、恋糸の滝、貞泉の滝 と、もう滝のオンパレード。 その間のルートはアップダウン、鎖場、岩がゴロゴロしてる河原 などなど、結構ハード。 もちろん幅も狭いし、ところどころに湧き水が出てるんから岩が滑る。 基点から1時間ほど歩いたところ、貞泉の滝の滝見台で小休憩。 ここまでは、景色を見たりハードなルートも「ひぇ〜」とか言いつつ、結構楽しんで歩いてきた。 唯一の問題は、ルートが狭くて、 なかなか休憩ポイントが無いことかな。
5分ほどの休憩で再出発。 西沢渓谷のクライマックス、七ツ釜五段の滝 に到着したのはAM9:00、出発してから1時間40分。 100名瀑に指定されているってことだけど、確かに見事! σ(◎◎)は滝のことは良く判んないけど、それでも綺麗だなぁって 思うもん。 規模は大きくないし、轟音を響かせる豪快さも無いんだけどね。
事前調査で気になっていた河原に降りるポイントも見つけられて、そこで2度目の小休憩。 ここから終点(折り返し点)は近いんだけど、そこまでは最後の悪あがきで、結構な登りになってるらしいので、その前に休憩して英気を 養っておかなくちゃ (^^;
2度目の休憩では、お茶だけでなく久し振りの一服でニコチンも補給 (^^; 森林浴でフィトンチッド(香気成分)を、滝からマイナスイオンを浴びまくって、とっても体に良いことをしたので、ここらで少々悪い部分も 入れておかないとね (>_<)
さて、ここからは最後の登り。 でもこれがキツイったらない。 階段が整備されているとは言え、足はパンパン、乳酸が溜まりまくり! (^^; やっとのことで登り切ったところで、西沢渓谷の終点。 ここまで出発してから2時間強、AM9:30。
朝食は軽めだけど出発前にちゃんと食べてきた。 ところが休憩場所に着いたらお腹が空いてる・・・・・ う〜ん、エネルギー切れってやつ? 準備してきた オニギリ と ドーナツでブランチ。 シングルバーナーも持ってきたので、お湯を沸かしてコーヒーも。
木陰で気持ちの良い風(涼風)に吹かれ、心地良い疲れを感じつつのコーヒー・・・・ なんて贅沢 (^^; 40分ほどノンビリと過ごして、折り返しの帰り道へ。 ここからは沢沿いを離れ、山肌を通る旧 森林軌道跡 を歩く。
昭和43年まで使用されていた木材運搬用のトロッコ軌道の跡地で、緩やかな下りを延々5kmも歩くのだ。 「楽に帰れるから良いんじゃない?」なんて、気楽に歩き始めたものの、これが意外なほど辛い。
理由は簡単で、まずは原因その1、「景観」。 右手が山肌、左手は崖で木が鬱蒼と生えているから眺望も殆ど効かない。 どこまで行っても景色に変化が無い。 原因その2、「緩やかといえ下り続けること」。 下り続けているので、どうしてもツマ先重心になりがちで、足の裏や、膝が痛くなり辛い。 原因その3、「風通しが悪い」 木陰を歩いているといえ、風通しが悪く、歩き続けていると上昇した体温がこもって暑い。
往路は、アップダウンが激しいけど、トリッキーなルートで飽きない。 沢沿いだから涼しい風が通ってるし、景色も変化して、中々楽しかった。 それと比較すると復路は単調でつまらない。 紅葉の季節なら、木々の色づきや落ち葉の絨毯の上を歩くようで別の楽しさがあるかもしれないけど、今の季節はちょっとね・・・・ やっぱしガイドブックやネットでの情報収集だけじゃ判らないことって一杯あるね (^^;
今思うと、黙々と淡々と歩いてるから面白くなかったのかな? 小枝でも振り回しながら、「お〜ぶれねり、あな〜たの、おうちは、どこ〜?」 「わた〜しの、おう〜ちは・・・」とか歌ってれば、 楽しかったのかな?? (>_<)
旧森林軌道から、ネトリ橋の基点に出る最後の500mほどが勾配の急な砂利の下りで、ここで一気に体力を消耗。 基点であるネトリ橋のトイレに到着した時には、相当にグッタリ・・・・・・ ここで、σ(◎◎)とママに靴に異変があることが判明! なんと2人とも、ソールの一部が剥がれかかってる!!! たしかに10年物のホーキンスだけど、ソールの減りもないし、まだまだ現役って 思ってた。 愛着がある靴なんで、がっかりして更にグッタリ・・・・・ (>_<)
トイレを済ませ、冷たい水で顔や腕を洗ってサッパリし、クルマまでの最後の1km。 クルマに戻ったのはPM12:10。 出発してから、ざっと4時間50分。 いや〜くたびれた! オマケにクルマに戻ってみると直射日光がガンガンあたってて暑い! 32℃もある〜 (ToT) 今朝との温度差は13℃。 日陰に居れば風があるんでなんとか過ごせるものの、やっぱし暑い!
着替えて一服したものの、動き気になれずそのまま1時間ほど休憩、昼寝しようにも風通しが今ひとつで暑いし、まだまだ混雑もひどいので しぶしぶ移動開始。 まずは、すぐの道の駅みとみ で軽く昼食を取り、走ること数分の広瀬ダムの駐車場へ移動。 ダム湖の上部の駐車場なんで、予想通りに風の通りが良くて、しかもラッキーなことに一番風上に陣取ることが出来た。 よっしゃ! ここで昼寝だ〜 ヽ(^o^)/
そういえば、なんかここんトコロ、ソロで出かけると 早寝早起き+昼寝 って定番になってる・・・・・ (昨晩は遅寝だったけど) いっつも昼寝してる気がする・・・・ 体力の衰えなのか、年相応なのか・・・・ ちょっと不安 (^^;
1時間ほど昼寝したことで、昨夜の寝不足と今日のトレッキングの疲れが少しは取れた見たい。 さて、そんじゃ後は汗を流すだけ! この辺りに来ると、温泉と言えば「ほったらかし温泉」か、以前良く利用した「鼓川温泉」が思い浮かぶ。 でも「ほったらかし温泉」は最近すごく混んでいるって聞くし、どうせなら、行ったことがない温泉にしようってことで近場の笛吹きの湯へ。
広瀬ダムから7km弱下ったところにあって、町営なんで500円と割安。 こじんまりとしてるものの、内湯と露天があって混雑も無くて、結構よさげに思ってたんだけど、ビックリしたっていうか、困ったちゃんっていうか、 問題なのは露天に陣取るオジィ軍団。 地元のオジィなんだろうけど、一定の距離を保って6人が露天に陣取り、ほぼ半分を占拠。 周囲に睨みを利かせ、ちょっとでも近づこうもんなら、ガルルルル・・・って唸りそう (>_<) しかもσ(◎◎)が入っていた40分の間、誰一人動かず・・・・・ 思わず銅像?って思うほど動かない・・・・ ママに言うと、女湯の様子を離してくれたんだけど、なんでも相当にヌルイ湯温だったよう。 ははぁ〜ん・・・ だからあんなに入って居られたのね (^^;
温泉を出たのはPM16:15。 日も落ちてきて大分涼しくなってきた。 山間なんで、ちょっと日傾くと山に隠れて西日が当たらないんだね。 風がとっても気持ち良い。
今夜は秩父まで戻って標高の高いところってことで、道の駅 両神温泉 に行こうって思ってたんだけど、もう温泉にも入ったし、 昨夜の涼しさから、今夜も西沢渓谷で泊すること変更。 そうと決まれば、早く涼しい場所に戻ろうってことで、コンビニで朝食を調達して西沢渓谷にUターン。 (ちなみに道の駅 牧丘まで下山しないとコンビニは無い)
西沢渓谷に戻ったのはPM17:00。 日中の混雑は流石になくなっていて、昨夜のベストポジションを今夜もゲット。 早速、ツマミを用意して缶ビールをプシュッ! 今夜は酔っ払って早寝しちゃうぞ! (>_<)
缶ビールを4本ほど呑んで、かなり酔っ払ったPM21:00に就寝。 もちろん今夜も窓は全開です!
AM5:50起床。 さすがに早寝したんで、夜中に何度も目が覚めました (^^; オマケにここ数日体調が悪く咳が出てるし、今朝は二日酔いで頭も痛いし、昨日の筋肉痛もあるようで体中が痛いし・・・・・ う〜ん、トリプルパンチ! コンディション最悪!! (ToT)
西沢渓谷の駐車場はトイレが離れているのが難点なんで、雁坂トンネル 料金所隣の休憩スペースに移動。 朝コーヒーで目を覚まし、昨晩はツマミだけだったから今朝はガッツリとした朝食。
しかし、この体中の痛さ、ダルさはなんなんだ!? 昨日のトレッキングで濡れた岩で滑って転んだせいか? それとも頑張って長距離を歩いちゃったからか? 夏風邪ひいてるからか? とにかくシンドイ。
体調が芳しくないので、今日は無理せず早めに帰宅することにして雁坂トンネル休憩所を出発したのはAM7:30。 途中、道の駅 あらかわ で休憩しただけで、今日の目的地 上長瀞 の 阿佐美冷蔵さん へ。
阿佐美冷蔵さんは、最近テレビとかでも良く取り上げられてるんで知ってる人も多いと思うけど、山の湧き水を利用し、自然の寒さで 凍らせた天然氷を使った かき氷 を食べさせてくれるところ。
事前調査で駐車場は無いとわかっていたので、上長瀞駅の駐車場(1日500円)を利用、駅からは徒歩3分です。 到着したのはAM9:20。 10時開店なんで、さすがに40分前ならスッゴイ人気店 とはいえ、なんとかなるだろうと。 それが・・・・ が〜ん! ものスゴイ数の行列!! 40分前なのに、この行列。 とんでもねぇ〜 (^^;
普段なら絶対並ばない(並ぶの嫌い)けど、さすがにここまで来て、じゃぁ止めます って言えない雰囲気だし、駐車場代も払っちゃった。 強い日差しが照りつける中、開店までの40分、開店してから店内に入るまでの50分、合計で1時間30分も並びました! (>_<) で、肝心のカキ氷。 事前に お品書きを渡されオーダーを取るシステムなんだけど、このお品書きを見て目が点。 600円? 700円? 800円? 1000円!? たっけぇ〜 (^^;
σ(◎◎)は 「まるごとミカン」 600円 、 ママは 「蔵元秘伝みつ」 1000円 をオーダー。 まつこと数分で出た来たその姿をみてビックリ! で、で、でかっ!! その大きさ(高さ)、普通のヤツの2倍はありそう。
で、その味はって言うと・・・・ うまっ! こりゃ旨い! 並ぶはずだわ。 キメが細かくて、祭りなんかで売ってるヤツ(フラッペってヤツ?)とは別物! 同じ名前でくくったら失礼だわ。 削り方も、暑い時はシャリシャリ感を、寒い時はフワフワ感を出すように、そん時の陽気に応じて変える徹底振り。 もちろんシロップも凝っていて、沢山の種類を用意してあるし、今回は2種類だけだったけど、両方ともウマシ!
σ(◎◎)のは 「まるごとミカン」なんだけど、オレンジじゃなくてミカンなのよ、ちゃんと。 絞ったやつかなぁ? ホントにミカンを食ってる感じの味。 ママの「秘伝みつ」ってのも旨い。 黒蜜をもっとサラッと、サッパリさせた感じ。 白餡もついてて2度美味しい。
良く、「天然氷で作ったかき氷は、ツーンって来ない」って聞く。 おーし! 本当かどうか、試してやろうじゃないの!って挑戦してみた。 がつがつっと食べたその時! ツーンと見事に来ました・・・・ うそつきー! (>_<)
20分位掛かって、ようやく完食。 カキ氷って、こんなに時間掛けて食ったっけ? 体の中から冷え冷えにしてクルマに戻ったのはAM11:20。
これで今回のキャラバンの予定は終了。 体調も良くないので、このまま帰宅することにして上長瀞駅を出発。 R140で花園まで走り、関越道・外環道を使ってPM13:10に無事帰宅しました。
比較的近場でも、標高を稼げば避暑は可能ってことがわかったし、時間に余裕が出来るから、安近短も悪くないね。 さぁ、体調を早く元に戻して、次のお出掛けに備えなくっちゃ!
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