恒例 夏キャラバン2006 <<全工程>> 日時 : ’06年 8月11日〜19日(9泊10日) 場所 : 北海道 道東方面 (苫小牧〜襟裳〜帯広〜釧路〜厚岸〜根室〜納沙布〜網走〜サロマ湖〜 〜屈斜路湖〜阿寒湖〜オンネトー〜足寄〜帯広〜十勝〜夕張〜苫小牧)
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〜後編〜 毎日が楽しくて仕方ない!の巻
8月16日〜19日 16日 道の駅 サロマ湖〜網走 オホーツク流氷館〜藻琴山〜屈斜路湖(砂湯)〜和琴温泉〜道の駅 摩周温泉 17日 道の駅 摩周温泉〜阿寒湖(アイヌコタン)〜オンネトー 〜道の駅あしょろ銀河ホール21〜道の駅 足寄湖〜 帯広市内(六花亭本店、ぱんちょう、はげ天)、たぬきの湯〜道の駅しかおい 18日 道の駅しかおい〜とかちアドベンチャークラブ〜屈足湖温泉〜夕張〜苫小牧港 19日 大洗港〜常磐道 友部SA〜自宅
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16日(水曜日) AM6:30起床! 今朝も快晴! しかも朝から気持ちの良い風が吹き、とっても気分が良い〜♪ 昨夜は気がつかなかったけど、この道の駅には体験農場が併設されているらしく、馬が放牧されていたり、でっかい畑にこれまたでっかいカボチャがなっていたり。 なんか、と〜てもノンビリした感じで、こっちまでノ〜ンビリしちゃう (^^;
朝食後一休みして道の駅を出発、向かうは北勝水産。 朝食を食べたバッカリで食えないよ〜と言いつつ走る事5分で到着 (^^; ここで実家にホタテ、ホッケなどを送って、買い物しながらちょっと休憩。 土産に干し貝柱、ツブの燻製を購入、もちろんホタテバーガーとシャケバーガーも忘れずに (>_<) 流石に朝食直後なのでバーガーは1個づつしか買わなかったけど、これがまた美味!! 失敗したなぁ〜 朝食食べるんじゃなかった・・・・・ (; ;)
北勝水産を後にして網走に戻り、オホーツク流氷館へ。 ここも福利厚生カードで団体料金で入館 ヽ(^o^)/ お約束の 「濡れタオル振り回し」 もやってきました。 σ(◎◎)、シンベェ、ナツは、半そで半ズボン姿のままで−16℃の世界に入っちゃったので、寒いやら、痛いやら・・・・・ タオル振り回しているのも楽しいって言うより、寒くてジッとしていられないからって言うのが本音 (>_<)
流氷について少々お勉強したら流氷館を出発、向かうは屈斜路湖。 ルートはあえて美幌峠ではなく、藻琴山を抜けるルートを選択 (ナビ設定のままだけど・・・) 峠を上がると、物凄い霧! 網走側はとにかく濃霧で前が全く見えない・・・・・ 頂上から下りに掛かったあたりから、強風もあって霧が晴れて、眼下には銀色に光る屈斜路湖を見る事が出来た。 ここから見る限り屈斜路湖は晴れているみたいだ。 急がねば!
屈斜路湖 砂湯に到着したのはPM14:00。 すでに砂湯キャンプ場は満員御礼、札止め状態。 管理人曰く、「キャンピングカーなら目の前の駐車場でも大丈夫じゃない? あそこなら無料だよ!」だって (>_<) まぁ、キャンプ場利用に固執する事も無いので、じゃぁそうしようかと話していると・・・・ んんんんん? すぐソコに見慣れたキングが・・・・・ 行ってみると、なんと、ととろんFではないですか!!! ととろんFは、昨日砂湯に来て帰る予定だったものの、ちょっとしたトラブルで結局今日の夕方までいるとの事。 子供達は速攻で水着に着替え、イッコウ、イッキ、シンベェは湖水浴、ナツは砂湯名物の砂堀温泉、大人はする事がないのでマッタリと・・・・ 夕方まで遊んで、ととろんFと別れ別行動に。 ウチは、そのまま屈斜路湖 砂湯駐車場で夕食を食べてから行動開始。
時間も遅くなったし、お風呂をどうするか? アチコチに電話して聞いてみると 「合宿客がいるので今日は無理」とか、ガイドブックに書いてある時間より 全然早いのに「すぐ来ないとダメ」とか、意外と不親切というか、態度が良くないところが多い。
雨も降り出してきてるし、対応の悪さにイラついて段々と面倒になってきた頃、一筋の光が (オーバーかな?) その名も三香温泉。 とても気持ちの良い応対だったようで、急いで行ってみる。 到着してみると・・・・・ あれ? なんか見た事あるぞ、この佇まい・・・・・ どこだっけなぁ〜と思いつつも玄関を入ると、とっても気持ちの良い ご主人が対応してくれました。
露天風呂だけって事なんだけど、そんなの全然OK! 入ってみると、照明がほの暗く「露天」と言うより「野天」に近い雰囲気かな。 湯船はコンクリ作りで質素。 洗い湯も湯船から桶ですくって。 暗いせいもあって興ざめするような人工物が目に入らないから野趣満点って感じ。 源泉掛け流しの熱めのお湯はとっても気持ちよかった!! ここはお湯だけでなく、人柄も気持ちよくてお勧めです。
お世話になった三香温泉を後にして、今夜のP泊地 道の駅 摩周温泉へ。 今夜は雨が降っている事もあって、P泊には最悪のシュチュエーション。 しかも道の駅 摩周温泉はこじんまりとした規模なので混雑が予想される。 行ってみると案の定、最悪のシュチュエーションがこれでもか!のオンパレード。
雨が降る → 窓を開けられない → エンジンを掛けたクルマが多い
と言う、関係式(A)がなりたち、そこから更に
混雑している → すぐ隣のクルマがエンジンを掛けている → 煩い、臭い → 寝不足
と言う、関係式(B)が導き出される。
道の駅 摩周温泉は12年前に始めて渡道した際にも利用していて、今回も是非使ってみたかった。 だけどこれじゃぁ・・・・・ でも時間的に移動するのは・・・・・ 雨が小降りになってきた事もあるし、諦めてなるべく静かな場所を確保、PM21:40に就寝。
17日(木曜日) うわっ! 雨が吹き込んできた! ダイネットで寝ていたので、顔に雨が当たって気がついた (>_<) う〜ん何時だ? げっ! AM4:30・・・・・・ いくらなんでも早すぎるよ・・・・・・
うぅぅぅ・・・ 暑い・・・・ 「暑さ」、正確には 「蒸し暑さ」 なんだけど、我慢できなくてガバッ!と起きたのはAM6:30。 む〜ん、「6時半の男」が再開してしまったかも・・・・ いくら涼しい北海道、道東とはいえ、閉め切ったキャンカーに4人、しかも雨となれば暑くて当たり前か・・・・・ 外は相変わらずの雨、しかも早朝からトラックが入ってきてるから煩さも倍増、ここに長居する理由は無いし、早速移動開始。
40分ほど走って阿寒湖に到着。 朝食をセイコーマートで買い込んで、阿寒湖畔トレーニングセンターの駐車場へ。 道の駅 摩周温泉で降っていた雨は、阿寒湖に近づくほど空に青空が広がり、時々ぱらつく程度になってきた。 これなら窓を開けて快適に朝食が取れる!
朝食を済ませて阿寒湖を観光だ! でも阿寒湖を観光するのに問題なのは駐車場だ。 ここは湖畔に巨大な観光ホテルが立ち並び、一般客用の駐車場が湖畔では無く、湖畔から離れた国道沿い。 アイヌコタンや、お土産屋が立ち並ぶ通りは湖畔沿いにあるので、一般客は湖畔から離れた駐車場(しかも有料!)から歩かねばならない。 アイヌコタンなどには無料駐車場もあるが、小規模でとてもキャパシティがたりているとは思えないし、思いっきり傾斜してるからキャンカーにはキツイ。 (後になってアイヌコタンの上にも10台程度のまぁまぁ平坦な無料駐車場があることが判った・・・・失敗した!) それでなくても湖畔は坂道が多い。 雨が降っていたり、小さな子供連れだったり、ハンディキャップを持っていたりすると、とても寄りづらい場所だと思う。 巨大観光ホテルへのお客を相手にしていれば良いのか? 摩周湖や屈斜路湖はそういった事が無いだけに、すぐ近くの阿寒湖の問題が鼻につく。
それはさておき、ウチは有料駐車場(悔しいけど)に停めて、アイヌコタンへ。 天気は、青空なのに時々雨が落ちてくるという、なんとも変な天気 (>_<) ここも12年ぶりの再訪。 「懐かしいね」なんて話しながら散策。 各自それぞれ記念のお土産を物色、2時間近く遊んで居たかな。
阿寒湖を後にして次はオンネトーへ。 天気がいまひとつだけど、それでもオンネトーは綺麗だった。 途中、オンネトーで入ろうと思った温泉は、露天風呂の凄さ(周囲がスケスケの網で覆われただけ)に圧倒されて、女性陣がギブアップ (>_<) オンネトーを後にしてそのまま足寄へ。 足寄に着いたあたりから天気が回復したのも朗報だ。
足寄も再訪になるんだけど、以前来た時には道の駅 あしょろ銀河ホール21 は無くて、廃線になったばかりの駅舎があっただけだった。 今回この道の駅に寄ったのは、足寄が産んだスター 松山千春さんの展示コーナーがあるから。 σ(◎◎)も、ママも、年代的に、松山千春さんを良く聞いた世代。 まさにストライク! (^^; あの当時、テレビに出ないアーティストとしても有名だったなぁ・・・・・・ 展示コーナーは、思っていたよりこじんまりしていたけど、若かりし頃(良きいていた頃)のポートレートや資料が沢山展示してあって思わず見入っちゃった (^^;
道の駅の隣にスーパーがあったのでついでに買出しを済ませて、道の駅 足寄湖へ移動。 以前はここでP泊したんだっけ・・・・・ そんな事を思い出しながら、当時とあまり代わっていない風景を楽しみながらノンビリと昼食。 同じ足寄にあっても、こっちの方が空いているし、静かだし良いね。
昼食後、足寄を出発したのはPM14:20、士幌、音更を抜けて帯広にはPM16:00に到着。 帯広では当然、「六花亭本店」 と 「ぱんちょう」。 六花亭ソバの「さくらコインパーキング」にクルマを入れ徒歩で向かう。 まずは「六花亭本店」。 おぉ〜店構えからして、釧路の支店とは違うじゃ〜ん (^^; やっぱしここでも「さくさくパイ」、「チョコさくさくパイ」をチョイス。 無料コーヒーも頂いて満足〜
続いて、「ぱんちょう」 。 歩くことしばし・・・・ ここを曲がると「ぱんちょう」があるって所での会話。
σ(◎◎) : 「ここを曲がるとすぐだよ!」 ママ : 「いよいよだね!」 σ(◎◎) : 「あおちゃん みたいに 休みだったらどうする!?(笑)」 ママ : 「定休は火曜日だって。 今日は木曜だから大丈夫!」 σ(◎◎) : 「曲がったとたんに、すっごく並んでたりして?」 ママ : 「時間が中途半端だから大丈夫!」
そこからの行動、リアクションを描写するとこんな感じかな (^^;
曲がり角を曲がる → おぉ! 並んでない! (一抹の不安) → そぉ〜と覗きこんでみる → チラッとシャッターらしき物が見える → あせる ↓ 張り紙を読む ← 走り寄る ← あおちゃんの顔が目に浮かぶ ← シャッターに張り紙が見える ← 「きっと、お昼休みだ」と自分に言い聞かせる ↓ 唖然とする → 絶望
しばし呆然と佇んでしまった (^^;
今日は17日、一般的には昨日までお盆休みの人が多いはず。 どうやら、お盆休み中は営業したので今日を臨時休業にしているらしい。 そういえば、帯広についてから繁華街を歩いても休みの店が多かった。 う〜ん、そういうカラクリがあったのか・・・・ (>_<) それでも諦めきれず、ガイドブックにも良く載っている「はげ天本店」へ。 ここは割高なんだけど、やっぱり美味しいと評判らしい。 しかもお持ち帰りようにお弁当にしてくれるのがありがたい。
「はげ天」でお持ち帰り用の豚丼にしたのは、昼食をガッツリ食い過ぎて全員お腹があんまり空いていないから (^^; 六花亭で甘いものも食べちゃったし、でも豚丼は絶対に食べたいし・・・・ え〜い! お持ち帰りだぁ〜! ってなったのです。
当ては外れたものの、なんとか豚丼をゲットし、さて次はお風呂だ。 帯広市内にないかなぁ? ナビで検索してみよっと! え〜とどれどれ・・・・・ お? 1km以内に4件もあるぞ! よし一番近い「たぬきの湯」に決定! ダメモトで行ってみると、そこは銭湯なんだけどお湯は天然温泉が掛け流し! しかも加温なし! おぉ〜ラッキー! いいトコ見っけたね!
家族風呂(貸切)と、大浴場があって、大浴場(って言うほど大きくないけど)が、俗に言う銭湯。 加温なし、加水なしなので、やや熱め、しかも浴室内は湯気でモウモウ、サウナ状態。 地元の人が言うには、湯船と水風呂に交互に入るのが正しいらしい。 入る前に、いつも通りに「じゃ、1時間後!」って言ったものの、とてもそんなに入っていられないくらい浴室内は暑い (^^; 話によると、帯広市内の公衆浴場は、みんなこんな感じの温泉になっているんだって! いや〜帯広市内、しかも繁華街から1km圏内に、こんなに良い温泉があるなんて! 恐るべし北海道・・・・・
温泉を満喫して、今度は今夜のP泊地に移動。 明日の朝、イベントがあるからなるべく十勝清水に近いところが良い。 検討の結果、今夜のP泊地は 道の駅 しかおい に決定。 駐車場も166台とあるので、きっと広いだろう。
道の駅 しかおいに到着したのはPM19:45。 予想通り、広くて空いてて静か。 駐車場奥側のスペースを確保して落ち着いた。 「はげ天の豚丼」、ツマミに「刺身盛り合わせ」で夜食。 駐車場が広くて空いているので風の通りが良く、車内も快適モード。 美味しい夜食、ツマミ、それにサッポロクラシック (^^; 言うこと無いですねぇ・・・・・
案の定、気持ちよくなって寝に入ったのはPM21:00。 すっかり長期キャラバンモードだ。
18日(金曜日) 早朝、激しい雷と雨で目が覚めた (ー_ー; 今日が最終日だって言うのに・・・・・ 最終日まで良く持ったと言うべきか、後1日もってくれれば!と言うべきか・・・・ (^^; 今日は、ママが鼻息を荒くして「絶対にやりたい!」と熱望していたラフティングに日なのだ。
σ(◎◎) : 「この雷雨じゃ無理だろうなぁ〜 雨脚が強くてなぁ〜 増水もスゴイだろうしなぁ〜」 ママ : 「でも、濡れるのは同じだから、やれるかもよ? いくだけ行って見ようよ!」 σ(◎◎) : 「う〜ん・・・ まぁ、近くまで来てるし、行くのは良いんだけどねぇ・・・ 」
ラフティングはAM9:00集合ってことになってるので、 子供達を起こして、簡単な朝食を済ませ、AM8:00に道の駅を出発。 20分ほどで「とかちアドベンチャークラブ」 に到着、雷はやみ、雨も小降りになってきた。 「とかちアドベンチャークラブ」=TAC は、ラフティングと、ファンカヤックの2本立て、温泉入浴つきで5500円/人 と格安だったのでママが予約したのだ。 ラフティングは十勝川、ファンカヤックは屈足湖(くったりこ)でやることになっているらしい。
さて、雨の中、TACには到着したものの、他のお客さんは見当たらず・・・・ スタッフの方が出てきてくれたので開口一番、
ママ : 「今日はやれるんですか?」 スタッフ : 「もちろん、大丈夫ですよ〜」 σ(◎◎) : 「どうせ濡れるんだから同じだけど、こんな荒れ模様でも平気なんですか?」 スタッフ : 「ハイ! 雨は歓迎とは言いませんが、かえって面白いですよ〜」
む〜ん・・・・ 大丈夫なんだろうか・・・・ (^^; すると続々と集まってくる他のお客さん、みんな合わせた様に「やれるの?」って聞いてくる (^^; そうだよなぁ、心配だよなぁ・・・・ 結局6グループ、23人が集まり、ボートは3艇だすことに。 今日のガイドは、いっちーさん、しゅんぺいさん、こんさんの3人。 ドライスーツ、ブーツを借りて、教えてもらいながら装着。 あれよあれよと言う間に準備完了! (^^; (残念な事に、ここから手ぶらにならないといけないので写真が無い!)
ここで、ガイド いっちーさんから、今日の川の状況説明が。
いっちーさん : 「え〜、みなさん、今日はラッキーですよ!」 一同、キョトンとする いっちーさん : 「この天気なので、川の水量はいつもの3倍! 波の高さも3倍! 流れる速度も3倍で〜す!」 一同、ギョッとする いっちーさん : 「しかも、今日は下の湖で本当に珍しく水門を開いて放水してるので、ファンカヤックが出来ません」 一同、どうなるのかハラハラする いっちーさん : 「そんな訳で、今日はラフティングを2本行きます! きっと2本目は更に増水してて激しいですよ〜」 一同、かなり焦る
文章にすると、すごく怖い感じもするけど、実際にはガイドいっちーさんのキャラクターが、そんな不安を感じさせず、結構楽しそうに感じるから不思議だ (^^; 準備が整ったところでヘルメットを受け取り、専用バスに乗車。 場所はここから5分ほどのところからスタートらしい。
川原に到着、既にボートが準備されている。 嫌がおうにも高まる緊張で、メンバーからは声も聞こえない。 バスの中で、ガイドしゅんぺいさん が面白おかしく注意点なんかを言ってくれて緊張が解けたか・・・・と思ったものの、やっぱり本物の川を目の前にするとね (^^; ここでも、ガイドしゅんぺいさん から色んな注意事項が面白おかしく伝えられ、メンバーの割り振り、ガイドの割り振りがあって、いよいよ出発! ウチは、三重から来ていたご家族と一緒に3号艇いっちー号。 川を直接目にしたメンバーから悲鳴ともつかない声が。
おぉ! どうなってるんだ? すごいのか? なんだなんだ? もう心臓バクバク! やっと水辺に出てみると、目の前にはモノスッゴイ流れ、モノスッゴイ波の十勝川が・・・・・ 波なんか、逆巻くって言うの? 流れと反対方向に波頭が向いてる。 なるようになれ!って感じでボートに乗り、指示に合わせてひたすらパドルで漕ぐ!
流れに出ると、後はもう必死! でも、ガイドいっちーさん 、楽しませ方がプロだねぇ。 流石! こっちは必死なんだけど、でも楽しい! 増水、流れ速度3倍で、本当に「あっ」と言う間に上陸地点についちゃった (>_<)
ここから、再び出発地点までバスで戻ってちょっと休憩。 メンバーにも余裕が出てきてお互いに自己紹介できるくらいになってきた ヽ(^o^)/ 15分くらい休憩して2本目。 1本目よりも更に流れが激しくなったような・・・・・・ 気がするけど、メンバーはもうイケイケ! ガイドいっちーさん も、1本目と違った激しいコース取り。 トロ場に来た時に、「川に入っても良い」との許可が出たとたんに、
ママ : 「お父さん、いけ!」 σ(◎◎) : 「えっ? おれ? オイオイ・・・」 ママ : 「いけいけ〜」 σ(◎◎) : 「おれとシンベェは、引き上げられないから無理だろ?」 ママ : 「大丈夫! いけいけ〜!」
なんか、ウチのママさん、ノリノリです (^^; そんじゃ、ってことで足からドボン! ひぇ〜 冷たい〜! ドライスーツ着てるから濡れはしないけど、それでも冷たい〜! ちなみに引き上げてもらうのは、川底に足が着いたのでママでも引き上げられました!
途中で石に引っかかったり、激しい流れで、わぁ〜きゃぁ〜うぉ〜うひゃぁ〜 などなど、思いつく限りの嬌声をあげつつ下って行きました。 そして最後、上陸地点の直前で対岸にある大きな岩に接岸。 この石がダイブポイントになっているらしく、全員が岩の上から川へダイブ! ウチは家族4人でいっせいに飛びました (>_<)
一旦ボートに戻って対岸まで漕ぎ、ラフティングは終了。 2本やったとは言え、あっと言う間に終わった感じ。 バスでTACに戻って、ドライスーツを脱ぐ。 おぉ! 本当に濡れてない! ちょっと感動 (>_<) この後はコーヒーを戴きながら、写真を見せて貰って申し込み。 自宅に帰ってから、TACのHPで掲示板を見ると増水しすぎて19〜20日は中止していたとこと。 ウチはギリギリだったんだね〜 (^^;
一休みしてTACを出発、すぐ近くの屈足湖温泉へ。 TACで入浴券を貰っているので無料です (通常大人400円、中学生210円、子供140円)。 この温泉施設は、くったり温泉(弱食塩泉)とトムラウシ温泉(含重曹塩化硫黄泉)の両方には入れる。 なんか得した気分♪
温泉を後にしたのはPM13:30。 この後の夕張までの距離を考えると、ギリギリの時間だ! 一般道で120km程度、ひたすら走るしかない。 しかも悪天候の中、日勝峠を越えなくちゃならない! 途中異常なほどに遅いクルマに嵌ったりして、新夕張駅付近に着いたのはPM16:00!! MLで教えて貰った売店に急行! 500円メロンは既に売り切れていたものの、まだ数日は持つと言う800円メロンを2玉ゲット! ここまで時間との勝負で走ってきたので、メロンを買ったらグッタリ・・・・・・
支笏湖経由で苫小牧に行こうかと思っていたけど、思ったより遅くなったので支笏湖に行っても暗くなってしまうだろうし、疲れちゃったので急遽パス。 苫小牧まで直接行く事にして、ノンビリとドライブ。 思えば、これが北海道最後のドライブなのだ。
順調に苫小牧に着いたので買出しをしてフェリーターミナルで最後の夕食。 夕張で上がっていた雨は、苫小牧で本降りに。 ターミナルのニュースでは、北海道は秋雨前線の活動が活発になり、各地で大雨。 道東地方は激しい雨で警報が出ているとのこと。 ウチの北の旅は、なんとかギリギリ間に合った!って感じで幕を閉じることになる。
無事に乗船手続きを終え(帰りも4人部屋ゲット)乗船待ちしている間、ターミナルはキャンセル待ちの人たちでごった返し。 この先の天候不順からか予定を繰り上げるライダー達が多いように見受けられた。 ターミナルのアチコチに荷物を置き、濡れたものを干してある様は、 まるで避難所。 秋雨前線も酷いことするなぁ。 みんなの楽しみを奪っちゃってさ。
帰りのフェリーは行きと同じく「さんふらわぁ みと」。 船内も勝って知ったるなんとやらだ。 この後、PM22:30には無事に乗船。 一息ついてから、ママとキャラバンの無事を祝して乾杯!
長期キャラバンモードの体にはキツイ、AM24:30に就寝。
19日(日曜日) AM6:50起床。 う〜ん、寒い・・・・・ フェリーの中なのに寒い・・・・・ 夏キャラバンに出て、初めて布団を掛けて寝たのが帰りのフェリーの中なんて・・・・ (; ;)シクシク しかも、今日の揺れは行きのフェリーよりも激しい。 これだと船酔いする人が出るかもなぁ・・・
帰りのフェリー、このキャラバン記を書いているせいもあって、「あっ」と言う間に時間が過ぎて行く。 行きのフェリーは時間がとっても長く感じたのに 「あれ? もうお昼?」、「あれ? もう3時?」って感じで、あれよあれよと時間が過ぎて行く感じがする。 子供たちも同じように感じているようで、シンベェなんかお風呂に入っていたら外を眺めながら、「お父さん、帰りのフェリーってスピードが速くない??」って 聞いてきたくらい (^^;
これは、「これから始まる! 楽しみ!」って言う感覚と、「あ〜ぁ、終わっちゃった・・・・」って言う感覚の違いから来るものなんだろうね (>_<) そんな状態だから、感傷に浸るまもなく「あれ?」って思っているうちに艦内放送が、
「お客様、永らくお疲れ様でした。 ただ今、本船は大洗港に入港いたしました・・・・」
う〜ん、ついちゃった (ToT) 下船するのも比較的早く、これまた「あらららら・・・」と思っているうちに、船の外へ吐き出された。 ここでウダウダしていると帰れなくなりそうなので、そのまま一気に高速へ。 途中の友部SAで夕食を済ませて三郷ICまで高速、三郷からはいつも通り 一般道で。 自宅にはPM22:10、無事に帰宅しました。
<<総括>> 3回目の渡道になるんだけど、キャンカーで行ったのは12年前!だったので、限りなく「初めて」のような感覚だった北海道。 3年越しの北海道なので、各自ぞれぞれが 「どうやって楽しむか」 考えていたようです。 怪我や病気、もちろん危険な目に会う事も無く、らいる家には珍しく(?)、ノートラブル、ノーハプニングだったのはラッキーだったのでしょう。
今回は、比較的、大所のみで移動距離を抑えたキャラバンだったので、思い返すと物足りなさもありますが、(まだまだ行きたいところがある!) それは今後の宿題ということで話し合ってます。
σ(◎◎)個人的には、昨年の夏に娘(ナツミ)と約束した渡道が達成できて正直なところ、「ほっ」としている状況ですが、当の娘は、あんなに長距離フェリーに 乗りたい!と言っていたくせに、行きのフェリーで「飽きた! 長すぎる!」と文句タラタラ・・・・ こうなると、なんとなく予想はしていたけどね・・・・
以下は、今回のキャラバンデータです。
・ 道内では、最終日の苫小牧で乗船待ちしている以外、エアコンは全く使用していません。 ・ 停車時アイドリングは、初日(12日)の夕食時に30分くらい、最終日の夕食時に40分くらい (乗船待ち、下船待ちもアイドリング有)
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