この日は、しばらくここで談笑し、その後「夜のキャンプ場を散歩」したのだが、真っ暗で怖いのなんのって。
こういう特に限って、怖い話するヤツがいるでしょ?
昨夜の寝不足も手伝い、AM12:00前には各自キャンカーに戻って就寝となった。
強くなった雨が気になったものの、眠気には勝てず、片付けもそこそこ。
みやちゃんが、ペグダウンやら、タープをおろすのやら、してくれたとのこと。 ありがとうみやちゃん!
翌朝、なにやら外の音が気になり目がさめた。 時にAM5:00。
窓から外を見ると、雨が猛烈に降っている。
「風がないから良いか・・・・」
とっ、再び眠りに。
しかし再び外の音で目がさめた。 時にAM5:30。
窓から外をみると、強い風が出てきて嵐の様相。
「こりゃ、オーニングがやばいぞ」
「おい! ママ、おきて! 外は嵐だよ!」
二人して大雨の中、オーニングをたたんでいると、みやちゃんもオーニングをたたみだした。
挨拶してる余裕も無いくらいのひどい風雨だ。
イスやテーブルはそのままで良いことにして、オーニングとタープを撤収。
傘は役に立たず、かなり濡れたが幸い車内はFFで暖かい。 すぐにシュラフにもぐりこんだ。
でもこれは第2の試練の序章に過ぎなかった・・・・・
AM8:00。 一層激しくなる風雨の音で目がさめた。
恐る恐る外を見る・・・・ 最悪の状況だ、地面が水溜り状態になっている。
第2の試練、それは「嵐の中の撤収」
意を決して、簡易カッパを装着して片づけに出る。 ウチのママ、あおちゃん、みやちゃん、オヤビンも次々に出てきて
いっせいに片づけが始まった。
「こういう時って、片づけ終わると止むんだよね」
「あるある」
「でも収まる保証は無いよね」
そんな会話で自分たちを奮い立たせての撤収作業。
ビニール製の簡易カッパは、激しい風に煽られ役に立たない。 すぐに破れてポンチョ状態。
それでも1時間ほどで撤収作業を終え、受付棟に非難。
まっちが、暖かいコーヒーを出してくれる。
「うまい!」
冷えた体に染み渡るうまさ。
「ねぇ、雨が止んできたよ」
「・・・・・・・」
オヤジ達が着替え終わる頃、暖かいオジヤ、フレンチトースト、お餅が準備できていた。
|