みかん狩りと、おバカな仲間たち

 

 11月28日〜30日

<<アナウンス>>

          ピンポンパンポ〜〜〜〜〜ン・・・・・・・・

              これよりぃ〜、11月29日から30日に某所で行われた「みかん狩りキャンプ」につきましてぇ〜

              上映ぃ〜もといぃ〜、日記をぉ〜 公開ぃ〜 いたしますぅ〜。

          ピンポンパンポ〜〜〜〜〜〜〜ン・・・・・・

 

<<予告編>>

          それは、思いもかけない出来事だった・・・・

              じゃじゃ〜ん!(効果音)

          某所にあつまったキャンパー4ファミリーに襲い掛かる魔の手・・・・・・

              「きゃぁ〜〜〜〜〜〜」 (絹を裂くような悲鳴)

              「うぉぉぉぉぉぉぉ〜〜」 (この世のものとは思えない叫び声)

 

    このあと、我々は想像も出来ない出来事に遭遇することになる!

   一体! なにが起こってしまったというのかっ!!

 

 

<< 第1章 プロローグ 「予感」 >>

          いつものように仕事から帰宅したらいる一家は、慌しい準備を終え、一路、千葉県は「道の駅 鴨川オーシャンパーク」

          むけ、愛車アスリートを走らせた。

 

          道中、あおちゃん一家と連絡を取り合いながら、順調に一般道、京葉道路を走り、日付の変わる少し前に目的地である

          道の駅に到着した。 既にあおちゃん一家は到着していて、残るはみやちゃん一家を待つばかり。

 

          あおキングで飲みながら待つことしばし、ママがトイレと言い出す。

          夫婦二人でツレションのため、強風の吹きすさぶ車外へ出る。 暗がりを手探りでトイレに向かったその時!

              「きゃぁぁぁぁぁぁ〜」

              「ずざざざざ」

              「どかっ!」

              「どさっ!」

          なんだ? なにがあったのだ! 暗がりの中、目を凝らす・・・

              「んっ?」

          ママがいない! なんだなんだ? どうした?

              「いててててて・・・・・」

          下のほうから声がする。 恐る恐る見てみると、そこには見事にずっこけて転んでいるママが!

          なぜ、いきなり転んだのだろう?

 

          そこには、あるはずの無いケーブルを巻くタイコ

          おいてあり、それにぶつかったらしい。

          なぜ、こんなところに・・・・ 

 

          この時は単なるドジと片づけたが、この事故がこの後に

          起こる不運を暗示していたのかもしれない・・・・

 

          しばらくして、みやちゃん一家も到着。

          AM3:30頃まであおキングで呑み寝床に入った。

 

 

フレンドリーアオキ

 

<< 第2章 みかん狩り 「第1の試練」 >>

 

          AM7:00起床。 外は大荒れの空模様。

          この天気が、試練の始まりであると、まだ誰も気づいていない・・・・

 

          あおちゃんがフレンチトースト、みやちゃんがコーヒーを振る舞い、静かな朝食の時間。

               あおちゃん : 「ねぇ、らいるさぁん、 釣り道具持ってきたぁ?」

               らいる     : 「うん、持って来たよぉ!」

               あおちゃん : 「少し釣りして行こうよ!

 

          道の駅 鴨川オーシャンパークの裏手は漁港になっていて堤防で釣りが出来るのである。

          早速、男3人連れ立ってロケハンに出向く。

               らいる     : 「ちょっと濁りが入ってるねぇ・・・」

               あおちゃん : 「おっ! ここに魚いるじゃん! なんだろ?」

               一同     : 「うぉ! アジだアジだ。良し! さっそく準備だ!」

 

          急ぎ車に戻ると、慌てて準備して速攻で堤防に出撃!

          しかし、凶暴とも言える暴風雨の中、果たして釣果は望めるのか?

 

スゴイ風だ!(注意 デブではありません)

真剣なみやちゃん

負けじと真剣なあおちゃん

なぜ笑っていられるの? この風雨で!

せっちゃんも参戦

わずか30分で撤収!

 

          やり始めて気づいたのだが、隣の堤防を越える程の波が絶え間なく打ち付けられている。

          結局30分ほどで危険であると撤収を決断した。

 

          その後、みかん狩り&キャンプのため買出しに出かけた。 今日の夕食は皆で相談して決定。

          これもグループキャンプの醍醐味。

          買出し後、キャンプ地へ出発、10分ほどで到着。

 

          ここで第1関門のキャンプ場へのアプローチ。   道幅が2.5m程度しかない。 慎重に山道を上っていく。

          やっとの思いで受付に到着するが、オーナーは不在。

 

          今日キャンプするのは我々だけであろうと、勝手に解釈しサイトを視察、サイトへのアプローチが更に急坂で、

          果たしてキャンカーでのぼれるのか、議論が交わされる。

 

               「いけるんじゃねぇか?」

               「う〜ん、厳しいよ」

               「帰りの下る時がつらいよね」

               「滑んないかな?」

               「落ちたら死ぬね」

 

          建設的な意見が交わされぬまま、「よし、いっちょう

          やってみっか!精神」でチャレンジすることとなった。

 

            最初はアスリート

             小型軽量を生かし、難なくのぼりきった。

            次は、ジル

             トルクフルなディーゼルがグイグイと登っていく。

            最後にキング

             やっとのことでのぼりきった。

この坂、のぼれんのかぁ?

 

          サイトに出て、どうしようかあおちゃんと話していたその時! 第1の試練、自然が我々に牙をむいた!

              「シュルシュルシュルシュル〜」

              「げっ! みやちゃんがスタックしてる!」

          そこは、サイトの一番奥、やや傾斜した場所で、Uターンしようとしたジルが見事にスタック!

          ダンボール、板、砂、あらゆるものを後輪に当てて脱出を試みるが、うまくいかない。

              みやちゃん  : 「よし行くぞ!」

              一同     : 「おっ! いいぞ、 もう少し!」

              ジル     : 「ズル、バシュッ!、シュルシュルシュルシュル〜」 ← 無駄に終わってスリップする音

              一同     : 「・・・・・・・」

 

救援隊による脱出作戦決行中

「面目ない」 落ち込む みやちゃん

(ロールオーバーで復活した みやちゃん)

  チャレンジすること30分、オーナーが現れた。

     オーナー : 「おぉ、大丈夫かぁ?」

     あおちゃん: 「引っ張ってもらえないっすか?」

     オーナー : 「おぉ、ええよぉ、トラクターがよかんべぇ」

 

  待つこと10分、再び現れたオーナーはトラクタではなく、

  軽トラ(四駆)で颯爽と登場。

     一同    : 「・・・・・・」

     あおちゃん: 「これで引けるの?」

     オーナー : 「な〜に、大丈夫だよぉ〜」

     一同    : 「・・・・・・」

 

  ワイヤーをセットして、いざ!チャレンジ!

     あおちゃん: 「じゃ、お願いしますっ!」

     オーナー : 無言でうなづく

     一同    : 「・・・・・・」 

軽四に引かれるジル(3t)

 

          軽トラが動き出し、ワイヤーが張った瞬間、ジルは何事も無かったかのように、スルスルと動き出した。

               一同 : 「おぉぉぉぉぉぉぉぉ〜!」

 

          あまりに見事なオーナーの手際に、全員が拍手喝采!

          みやちゃんは、感涙にむせび泣いたのであった・・・・・・

 

          このサイトでキャンプするのは無理があると言うことで、

          オーナーにお願いして、受付後ろの駐車場でキャンプ

          させて貰うことになった。

 

          恐怖の下り坂も度胸一発、無事に降りてキャンプ

          スペースに収まった。

 

          皆で無事を喜び合ったのは言うまでも無い!

 

          受付裏の部屋を貸してもらい、昼食。

          あおちゃん特製のピリカラマーボヤキソバ(?)

          ご相伴。

 

無事にスペース確保した直後

              あおちゃん: 「よ〜し、お腹も膨れたし、みかん狩りにいくぞ〜」

              子供達  : 「まってましたぁ〜!」

 

          オーナーにお願いして、美味しいみかんの見分け方を聞いて、各人がみかん畑に散っていった。

 

たわわに実ったみかん達

(ロールオーバーでラブラブツーショット!)

さぁ、あおちゃんが食べます・・・

(答えはロールオーバーで)

すっぱ〜〜〜い!

(ロールオーバーもすっぱい画像)

えへへへ、おっきいでしょ?

  若干名、みかんを食べ過ぎてお腹が痛くなった人(俺?)も

  いたが、楽しく、美味しい時間であった。

 

  特に、国産レモンは最高!(頂きモノだけど)

 

  お腹いっぱいに食べて、サイトに戻り、夜に備えて準備を始める。

  コの字にキャンカーを配置してオーニングとタープで武装。

  雨対策もバッチリ。

  

  早速、手分けして夕食準備開始。

   焼き鳥隊 仕込み班  あおちゃん、ママ、ナツ、ハイジちゃん

          焼き班    あおちゃん、タツ(シンベエ)

   お鍋隊          せっちゃん

   炭火焼隊 極厚お好み焼き班  みやちゃん、まっち

   会場設置係り      らいる(やまちゃん)

 

  日も暮れ、照明に火がともされる頃、調理は佳境に入った。

  しかし、焼き鳥は、焼き班班長が焼きあがると食べちゃうので

  お皿に並ばない。(皆で食べたけど)

 

  そうこうしてるうちに、料理が万端整ってきた。 

  みんな早速ほおばりだす。

 

  よほどお腹が空いていたのか、食べるペースが速い!

  焼き鳥も、お好み焼きもあっと言う間になくなっていく。

 

  寒空の下、焼き鳥とビール・・・ 絞りたて国産レモンを使った

  焼酎のお湯割・・・

  第1の試練を乗り越えた我々に与えられた至極のひと時・・・

これ、国産レモンです。 めっちゃ良い匂い!

雨対策もバッチリ

極厚お好み焼きが自慢のみやちゃん

(ロールオーバーでアップ!)

豚串、鳥串、明太子入り鳥串、レバー串、砂肝串

焼き鳥の仕込み班

(ロールオーバーあり)

せっちゃん謹製 きのこ汁!

自分で焼いた焼き鳥を撮影中のあおちゃん

まいう〜

どこ撮ってるの?

ちゃんと撮れた?(あおちゃんチェック中)

あおちゃん「あぱぱぱぱぱぱ〜」に爆笑のハイジちゃん

さっちゃんはきのこ汁を食べてます

<< 第3章 全員集合 「嵐の予感」 >>

          徐々に冷え込みが気になりだしたころ、オヤビン@ふやちゃんから打電。

               オヤビン : 「あと5km」

               一同   : 「おぉ!、迎えに出なければ!」

          その時、愛車フヤロットにまたがり、もとい、フヤロットを駆り颯爽とオヤビン登場!

         (入場テーマはイノキボンバイエ)

 

オヤビン登場!

たかちゃん&やこちゃん

 

          ここから、第2次宴に突入! キャンプ場のオーナーも加わり場は盛り上がる一方。

          遅れてきたオヤビン一家のために、ハイジちゃんがかいがいしく焼き鳥を焼いている。

          もちろん、オヤビン「当然!」と言う顔(ホントは言ってないけど)、むしゃむしゃ食べる。

          オヤビン持参のホタテの刺身、白エビは、とにかくバカウマなのでありました。

 

みやちゃん自慢の第2弾 「ダッチでグラタン」

オヤビン一家につくすハイジちゃん

白エビを揚げた状態 これがウマイのよ!

ホタテの刺身! 手づかみでいけ!

(食べるとこうなります ロールオーバー)

デザートの焼きバナナ

(ロールオーバー)

ギャルズ と ママさんズ あなたならどっち?

(ロールオーバー)

スケベオヤジ〜ズ

でっかいみかん! せっちゃんの顔の2/3もあるよ

          ひとしきり盛り上がった後、食器洗いも兼ねて受付の建物に移動。

          大人たちのデザートの時間となった。

          デザートは、オヤビン大好物「プリン」、しかも特大サイズ! せっちゃん謹製である。

 

オヤビン、自分の領土確保中

(ロールオーバーで確保後)

でっ、こうなって・・・

(ロールオーバー 「結局こうなった」)

          この日は、しばらくここで談笑し、その後「夜のキャンプ場を散歩」したのだが、真っ暗で怖いのなんのって。

          こういう特に限って、怖い話するヤツがいるでしょ?

          

          昨夜の寝不足も手伝い、AM12:00前には各自キャンカーに戻って就寝となった。

          強くなった雨が気になったものの、眠気には勝てず、片付けもそこそこ。

          みやちゃんが、ペグダウンやら、タープをおろすのやら、してくれたとのこと。 ありがとうみやちゃん!

 

          翌朝、なにやら外の音が気になり目がさめた。 時にAM5:00。

          窓から外を見ると、雨が猛烈に降っている。

              「風がないから良いか・・・・」

          とっ、再び眠りに。

          しかし再び外の音で目がさめた。 時にAM5:30。

          窓から外をみると、強い風が出てきて嵐の様相。

              「こりゃ、オーニングがやばいぞ」

              「おい! ママ、おきて! 外は嵐だよ!」

          二人して大雨の中、オーニングをたたんでいると、みやちゃんもオーニングをたたみだした。

          挨拶してる余裕も無いくらいのひどい風雨だ。

          イスやテーブルはそのままで良いことにして、オーニングとタープを撤収。

          傘は役に立たず、かなり濡れたが幸い車内はFFで暖かい。 すぐにシュラフにもぐりこんだ。

          でもこれは第2の試練の序章に過ぎなかった・・・・・

 

          AM8:00。 一層激しくなる風雨の音で目がさめた。

          恐る恐る外を見る・・・・ 最悪の状況だ、地面が水溜り状態になっている。

 

          第2の試練、それは「嵐の中の撤収」

 

          意を決して、簡易カッパを装着して片づけに出る。 ウチのママ、あおちゃん、みやちゃん、オヤビンも次々に出てきて

          いっせいに片づけが始まった。

                「こういう時って、片づけ終わると止むんだよね」

                「あるある」

                「でも収まる保証は無いよね」

          そんな会話で自分たちを奮い立たせての撤収作業。

          ビニール製の簡易カッパは、激しい風に煽られ役に立たない。 すぐに破れてポンチョ状態。

          それでも1時間ほどで撤収作業を終え、受付棟に非難。

          まっちが、暖かいコーヒーを出してくれる。

                「うまい!」

          冷えた体に染み渡るうまさ。

                「ねぇ、雨が止んできたよ」

                「・・・・・・・」

          オヤジ達が着替え終わる頃、暖かいオジヤ、フレンチトースト、お餅が準備できていた。

 

朝食風景 その1

朝食風景 その2

<< 第4章 エピローグ 「泥」 >>

          朝食後、昨夜オーナーにお願いしておいた「みかん狩り」第2弾に出かける。

          雨も小降りになりなんとかできるだろう。

          みかん大好き!オヤビンは、ウキウキワクワク状態。

 

 オヤビンみかん好きらしく、おとなしく狩をしていない。

 脚立を持ち出し、中に分け入り、上の方のみかんを

 バリバリ取っている。 流石だ!

 

 子供達も沢山食べ、沢山取っている。

    「うわっ! すっぱい!」

    「おぉ! こっちは甘い!」

 そうこうしている内に、どれが甘いくて美味しいのか、自然と

 判ってくるみたい。

さて、オヤビンはどこでしょう?

 

          お土産分もしっかりとゲットして、受付棟にもどり

          各車、引き上げる準備に掛かる。

 

             「お風呂どうする〜?」

             「入っていこうよ」

 

          そんな会話もそこそこに出発する。

 

          しかし、出発して10mも走らないうちにストップ。

 

             ママ : 「ん? どうしたのかな?」

             おれ : 「なんだろうね?」

 

          そこにみやちゃんが血相変えて飛んできた。

 

 

「これは、すっぱいよ」 子供相手にダメだしするあおちゃん

            みやちゃん: 「土砂崩れだよ」

            おれ     : 「え〜!」

 

          慌てて駆けつけてみると、小規模ではあるが確かに土砂が崩れ、道を塞いでいる。

          第3の試練である。

 

              「これ以上我々に何をしろと言うのだ!」

 

          なんて事を思いつつ、それでも冷静に焦っている面々。

 

災害復旧現場 (だいぶ片付いている状態)

二日連続で泥まみれのみやちゃん

          土砂には、かなり大きな岩も混じっている。 これは動かすのに苦労しそうだ。

          考えていても解決しない!

          すでに到着していた、オーナー婦人オヤジ4人による第2次撤収作業だ。

 

          大岩の移動に手間取り、水を含んだ土に阻まれ、それでも1時間ほど掛けて、やっとキャンカーの通れる状況を

          作ることが出来た。

          

          あお隊長の号令の下、そろそろと、慎重にキャンカーを通過させ全員無事生還を果たした。

 

          我々は、3回に渡る雨と泥の試練に打ち勝ったのである!

 

          下界に下り、キャンプ場契約の旅館の貰い湯で、お互いに労をねぎらい、自分たちへのご褒美にいつもより

          ちょっと奮発した昼食で、次回キャラバンへの英気を養ったのである。

 

          そして、再会を約束して我々は帰路に付いた・・・・・・

 

 

 

   完          

 

 

キャスト

 

らいる

ゆきちゃん(ママ)

タツ(しんべえ)

ナツ

あおちゃん

せっちゃん

さっちゃん

はづきちゃん(ハイジ)

みやちゃん

まっち

オヤビン(ふやちゃん)

たかちゃん

やこちゃん

こうちゃん

オーナー

オーナー婦人

 

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